日経平均は反落で寄り付く、円買い介入　4月29日に5.9兆円・5月1日に3.8兆円＝財務省

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比553.11円安の34122.35円、東証株価指数（TOPIX）が32.32ポイント安の2401.89で始まった。

トップニュース
円は対ドルで144円台半ば、投資家心理悪化への警戒感強い
７日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝144円台半ばで推移。日本株に続き米国株も上昇し投資家の急激なリスク回避姿勢は和らいだものの、円売りポジションの巻き戻しへの警戒感が円を支えている。

日本株売りは行き過ぎ、依然魅力的な投資先＝ブリッジウォーター
ヘッジファンドのブリッジウォーター・アソシエイツは６日、投資家への書簡で、日本株の急落は行き過ぎであり、日本株は依然として魅力的な投資先だとの考えを示した。書簡に詳しい関係者が明らかにした。

為替介入実績（日次ベース） 4月29日に5兆9185億円、5月1日に3兆8700億円
財務省が７日に公表した４―６月期外国為替平衡操作（為替介入）の日次ベースの実施状況によると、４月２９日に５兆９１８５億円、５月１日に３兆８７００億円のドル売り／円買い介入を実施した。

銀行株急降下、金利上昇トレード解消のＣＴＡの餌食－堅調回帰の声も
日本株の歴史的大暴落で大きな打撃を被った銀行株。日本銀行の金融政策の方向性やポジション整理が進んだ現状を踏まえると、今後の展望については悪くないとの見方が市場関係者の間で浮上している。

令和の日本株メルトダウン、昭和・平成の歴史的な記録を次々と更新
日本銀行が７月31日の金融政策決定会合で追加利上げを決定した後、外国為替市場では円相場が急騰し、経済統計の低調を受け米国景気の先行き懸念も強まったため、日経平均株価は８月最初の３営業日で約7600円も下げた。

ＮＴＴデータグループ売り気配　4-6月期(1Q)最終は23％減益で着地　金融費用の増加などが響く
$NTTデータグループ (9613.JP)$8月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比23.2％減の212億円に減り、通期計画の1370億円に対する進捗率は15.5％にとどまり、5年平均の24.3％も下回った。

キヤノンが大幅続伸、３２００万株を上限とする自社株買いを実施へ
$キヤノン (7751.JP)$が大幅続伸している。６日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を３２００万株（発行済み株数の３．３２％）、または１０００億円としており、取得期間は８月７日から１０月３１日まで。株主還元策の一環として取得するとしている。