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WTI先物の逆行高が8カ月ぶりの高水準に、供給逼迫の兆し

木曜日の原油先物は、前日の予想以上の米原油在庫の減少による急騰の後、ガソリンと留出油の在庫増加によって一部相殺されたものの、フラットラインを上回ったり下回ったりと、不安定な動きとなった。

米国の原油在庫が予想を大幅に上回る490万バレル減少したにもかかわらず、米国のガソリン需要の低迷が原油価格の上昇を抑えている、とアゲイン・キャピタルのジョン・キルダフ氏はロイターに語った。

「現場の現実は、景気減速が原油需要を軟化させる可能性があるということだ」とキルダフ氏。

ダウ・ジョーンズによると、スパルタンキャピタルのピーター・カーディロ氏は、「製品在庫が積み上がっているにもかかわらず、原油在庫が減少していることから、スポットは80ドル台半ばから後半を再び目指す段階にある」と述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの観測が高まっていることも原油の上昇を後押ししているが、世界最大の原油輸入国である中国の成長に対する懸念が根強いため、強気心理は弱まっている。

8月物のNymex原油前月限(CL1:COM)は0.03ドル安の82.82ドル/バレル、9月物のBrent原油前月限(CO1:COM)は0.03ドル高の85.11ドル/バレル。
ロイター通信がLSEGのデータを引用して伝えたところによると、米原油先物先物の2ヵ月物に対するプレミアムは、10月以来の高水準に拡大した。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏はロイターに対し、「バックワーデーションの強まりは、市場参加者がクッシングの在庫がさらに減少すると予想していることを示している」と述べた。

米エネルギー情報局が発表したところによると、戦略石油備蓄バレルを除いたクッシングの原油在庫は、7月12日に終了した週に875万バレル減少し、3,266万バレルとなり、4月以来の低水準となった。
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