2024年11月28日 8:00 JST(一部抜粋)
28日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=151円ちょうど付近と、前日夕から上昇して推移。12月の金融政策決定後に日米の金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りが優勢だ。
前日の海外市場では米感謝祭の祝日を控えてドルが全面安となり、円は約1カ月ぶりに150円台に上昇した。野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは28日付のリポートで、12月の米利下げ期待の回復に加え、米大統領選挙でのトランプ氏勝利を受けて「積み上がってきたドル買いポジションを休暇前に巻き戻す動きが広範に加速した公算が大きい」と指摘した。