米利下げの道筋に不透明感、国債ボラティリティー続く－エラリアン氏

2024年10月9日 1:08 JST(一部抜粋)
今の市場は金利の見方に関してアンカー（いかり）欠いていると指摘
11月ＦＯＭＣで0.25ポイント利下げの確率、80％－金利スワップ市場
英ケンブリッジ大学クイーンズカレッジ学長のモハメド・エラリアン氏は、米金融政策の道筋を巡る不透明感が米国債相場のボラティリティーを高めているとの認識を示した。
　　４日に発表された９月の米雇用統計が力強い内容となったことを受け、市場では積極的な利下げ観測が急速に後退した。米国債相場は同指標の発表後に大幅に売られた。