コリンズ総裁はさらに、米経済は「良い位置」にあるとしつつも、インフレ鈍化ペースは以前の予想に比べて緩慢となる可能性があると指摘。トランプ次期政権と共和党が上下両院で多数派を占める議会の下で、新たな経済政策がどう展開されるか推測するには時期尚早だが、経済の軌道に変化が生じる可能性があるとの考えを示した。
ボウマン理事は、根強いインフレリスクを考慮すると利下げのペースを落とすことが正当化されるとし、「政策調整への慎重かつ緩やかなアプローチを引き続き支持する」と語った。また、先月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では利下げに賛成したものの、据え置きを支持する可能性もあったと明らかにした。