米国市場の展望：米フィラデルフィア連銀総裁 「FRBは利上げ終える可能性が高い」、ダウ平均は102.20ドル高でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は102.20ドル高の33733.34ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が39.37ポイント高の13613.59で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は10.88ポイント高の4360.49。

米テック株高、増益先取り　7〜9月は業績底入れ鮮明に
米株式市場で企業業績の底入れを先取りする動きが出てきた。来週から本格化する2023年7〜9月期決算発表を前に、テック企業などの株価上昇が目立っている。主要企業の1株利益は4〜6月期まで3四半期連続で前年同期を下回ったが、7〜9月期は増益に転じる見通しだ。金利の高止まりなど懸念材料は残っており、経営者の先行き見通しに注目が集まる。

米株の大幅下落避けられる、米国債利回り５％超えなければ－ＢｏｆＡ
米国債利回りが歴史的な高水準である５％を超えない限り、米国株は大幅な下落を回避できるだろうと、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏が予想した。

100億ドル損失でも米長期国債のＥＴＦに資金流入－その理由は
ウォール街のプロたちは今年を通じ、金利がピークに達したと強く確信する賭けに出て、世界最大の米国債ＥＴＦに記録的な額の資金を注ぎ込んできた。この賭けは今年を通じて逆噴射し続け、推計で100億ドルの損失をもたらした。それでも、過去数十年で最悪の相場下落に立ち向かう押し目買いは後を絶たない。それには大きな理由がある。長期の国債価格が小幅に持ち直すだけでも、大きなリターンが期待できることだ。

「FRBは利上げを終える可能性が高い」と米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBは利上げを終える可能性が高い」「ＣＰＩデータの正常なばらつきに過剰反応すべきではない」「インフレ率は着実に低下し、今年は3%以下になると予想」とハーカー米フィラデルフィア連銀総裁。

金利高止まり「新常態」に＝FRB、追加利上げせず―前NY連銀総裁
政策提言を行う米非営利団体「ブレトンウッズ委員会」議長のウィリアム・ダドリー前ニューヨーク連邦準備銀行総裁は12日、時事通信のインタビューに応じ、金利高止まりの長期化が「新常態」になると指摘した。長期金利上昇で資金調達コストが増大している状況を踏まえれば、連邦準備制度理事会（FRB）は追加利上げを見送るとの見通しも示した。

【速報】マイクロソフト、アクティビジョンの買収完了と発表
米 $マイクロソフト(MSFT.US)$は、ゲームソフト会社の $アクティビジョン・ブリザード(ATVI.US)$の750億ドル規模での買収を完了と発表した。

キオクシア、WD半導体部門と統合で最終調整　日米再編
米 $ウエスタン デジタル(WDC.US)$（WD）が半導体メモリー事業を分離し、旧 $東芝(6502.JP)$メモリのキオクシアホールディングスと経営統合する方向で最終調整していることが13日、わかった。メモリー市況が悪化するなか、規模を拡大して投資競争に備える。日米として半導体の安定供給を確保する。

TSMC中国工場、米規制の猶予延長　台湾経済部長が表明
台湾の王美花・経済部長（経済相）は13日、米政府による半導体技術の対中輸出規制を巡り、 $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$（TSMC）が猶予期間の延長を認められたと明らかにした。詳細は説明しなかったが、中国の自社工場への装置導入を継続できるとみられる。

ＪＰモルガン、７－９月純金利収入が過去最高－通期見通し上方修正
米銀 $JPモルガン チェース(JPM.US)$は、７－９月（第３四半期）の純金利収入が過去最高となった。金利上昇とファースト・リパブリック・バンク買収が寄与した。同行は通期の純金利収入見通しを上方修正した。

米9月CPI予想外に加速　見解割れるウォール街の観点を一覧で確認！
9月のCPIデータに対し、ウォール街のアナリストたちの観点をチェック。