米国株式市場＝大幅続落、ＦＲＢが利下げペース鈍化示唆

米国株式市場は大幅続落して取引を終えた。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が０．２５％の利下げを実施すると同時に、来年の利下げペース鈍化を示唆したことを受け、当初の高値から下げに転じた。
ＦＲＢは１７─１８日に開催した連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）でフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を０．２５％ポイント引き下げ、４．２５─４．５０％とした。同時に公表した金利・経済見通しでは２０２５年の利下げ回数が２回と想定され、９月の前回見通しの４回から半減。今後の利下げペースが鈍化する可能性が示された。 もっと見る
ダウ工業株３０種の下落は１０営業日連続で、１１営業日続落を記録した１９７４年１０月以来最長となった。
Ｓ＆Ｐ総合５００種の主要１１セクターが軒並み下落し、不動産や一般消費財が下げを主導した。