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金利反落で逆風のバリュー株、今こそ高配当銘柄の仕込み時?利回り4.5%以上の10銘柄をピックアップ

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/11/30 01:48
米国で利上げ打ち止めと早期利下げの観測が高まり、金利下落時にパフォーマンスが上がるとされるグロース株へのバリュー株からの資金のシフトが指摘され始めている。金利が低下局面に転じるとバリュー株に対する逆風が強まることも想定される中、日銀が利上げのタイミングを窺っている日本市場では、金利の動きが読みづらいこのタイミングが高配当の割安株の仕込み時になる可能性もありそうだ。そこで、割安で高配当の10銘柄を一定条件のスクリーニングでピックアップする。
バリュー株では高配当株だけが選好される?
29日付のブルームバーグは、バリュー株のパフォーマンスが失速する一方で、「高配当株は比較的堅調」と報じ、CLSA証券のストラテジスト、ニコラス・スミス氏の「バリュー株の中でも高配当株とそれ以外の間で二極化が起き始めている」との指摘を紹介している。背景には、日本企業の増配継続の動きや、24年1月から始まる新NISAでの個人投資家からの資金流入の加速への期待があるという。
高配当の10銘柄をピックアップ
割安な高配当銘柄のスクリーニング条件は、割安さ(低PBR)と高配当(配当利回り)に加えて業績の安定性なども重視し、次のように設定した。
東証プライム市場の上場企業
創業後30年以上が経過している企業(経営統合や持ち株会社化以前も含む)
PBRが1.5倍以下
配当利回りが4.5%以上
前期の営業キャッシュフローがプラス
直近5年間で売上高が前年比15%以上減少した年度がない
直近3年間は最終黒字を継続
▲スクリーニングで検出された割安で高配当の10銘柄
▲スクリーニングで検出された割安で高配当の10銘柄
さらなる株主還元が期待できる2銘柄
ピックアップした10銘柄の中でも、特に今後の株主還元が期待されるのが、 $宮地エンジニアリンググループ (3431.JP)$ $日本特殊陶業 (5334.JP)$ だ。
宮地エンジニアリンググループは26年度までの中期経営計画においてROE10%を目指し、配当性向の目安を22年度の30%から60%に引き上げた。24年3月期は年間配当を実質70円から160円に大幅増配する予定。11月2日の中間決算発表時には、通期業績見通しを上方修正している。
また、日本特殊陶業は配当性向40%を基本とし、10月30日の24年3月期中間決算の発表時に、通期業績見通しの上方修正に合わせて年間配当予定を133円から160円に増額した。同社は24年7月まで、200億円、発行済み株式の4.7%相当を上限とする自己株の取得も進めている。
ーmoomooニュースMark
出所:Bloomberg、moomoo
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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