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「AI中小型株」のトップランナーは?年初来460%上昇の爆上げ銘柄も!黒字転換続々で高成長に期待! 

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ビットバレー投資家 コラムを発表しました · 06/21 04:01
AI半導体関連のハードウェア・インフラ株急騰に一服感が広がる一方で、AIそのものの開発やAI導入サービスを手掛けるソフトウェア関連株の見直しが進んでいる。 $日本電気(6701.JP)$ $日立製作所(6501.JP)$など国内大手がChatGPTに代表される生成AIの基盤、「大規模言語モデル(LLM)」の自社開発や研究にしのぎを削る中、新興AI企業では米オープンAIのChatGPTなど大手のLLMなどを活用したAIビジネスを軌道に乗せて黒字転換する社が続出している。こうした新興銘柄は、海外や投信からの長期資金が少なく値動きが荒いが、成長期待も大きい。年初来で約460%上昇している銘柄もみられる。人気銘柄を確認するとともに、複数の証券アナリストのカバレッジがあり、上値余地の大きいAI中小型銘柄(時価総額50億円以上1兆円未満)を探った。
年初来60%以上上昇の人気のAI中小型3銘柄は?
$データセクション(3905.JP)$
黒字浮上など材料多い!年初来で460%(5.6倍)上昇
AIを活用したグローバルでの小売店販促支援事業が主力。筆頭株主は $KDDI(9433.JP)$。4月9日、「先端AIデータイノベーション研究所」設立を発表。4月12日、米IT機器 $スーパー マイクロ コンピューター(SMCI.US)$とAIサーバー分野で業務提携すると発表。6月3日、KDDI、スーパーマイクロなどと $エヌビディア(NVDA.US)$のGPUを整備したアジア最大規模のAIデータセンターを構築することを目指すと発表。25年3月期は黒字回復見込みで、連結売上高は前期比18.9%増の26.5億円、純利益は0.1億円を見込む。株価は4月の連続ストップ高を後に調整し、現在はmoomooアプリで上昇パターンの「強気のフラッグ」形成を示唆。(6月21日時点)
24年初からの株価推移
24年初からの株価推移
$SREホールディングス(2980.JP)$
安定成長続く、好採算領域拡大
元ソニー不動産で19年12月上場。AIクラウド&コンサルティング事業など展開。筆頭株主は $ソニーグループ(6758.JP)$。グループ内の不動産事業などの取引データを活用したAIアルゴリズム開発を手掛ける。「AI不動産査定ツール」のほか、クリニック業務支援ツール(生成AIチャットボット等) 、金融機関業務支援ツールなど好採算領域を拡大中高ROE好業績を維持している。25年3月期連結売上高は前期比11.5%増の270億円、純利益は33.2%増の18.5億円を見込む。
「AI中小型株」のトップランナーは?年初来460%上昇の爆上げ銘柄も!黒字転換続々で高成長に期待! 
$Laboro.AI(5586.JP)$
オーダーメイドの技術力に強み
23年7月上場。機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発、AI導入コンサルを手掛ける。新規顧客が増加中。半導体製造装置の $SCREENホールディングス(7735.JP)$が株式の3.67%を保有。有利子負債ゼロ。22年9月期は赤字だったが、23年9月期には黒字復帰している。24年9月期連結売上高は前期比20.1%増の16億円、純利益は2.9%増の1.4億円の見通し。
「AI中小型株」のトップランナーは?年初来460%上昇の爆上げ銘柄も!黒字転換続々で高成長に期待! 
足元の株価はさえないが、株価2倍の可能性も? アナリストの平均目標株価までの乖離が大きい上昇期待銘柄!
$Appier Group(4180.JP)$
急速成長中、ビジョンは「AIの民主化」
台湾発AI企業。AIを活用したマーケティング支援、システム開発を手掛ける。アジア太平洋地域、アメリカ、ヨーロッパに17拠点あり、AIの民主化をビジョンに掲げている。欧米などで売上高が大幅成長。生成AIで各ターゲットにパーソナライズしたキャッチコピーを表示できる広告新サービスを提供開始。24年12月期連結売上収益(売上高)は前期比30.6%増の344億円、純利益は89.6%増の18億円を見込む。株価は年初来で36%下落しており、さえない。21日終値(1180円)からアナリスト5人の平均目標株価(2410円)まで104%の乖離があり、2倍上昇するとの期待がある。

$PKSHA Technology(3993.JP)$
マイクロソフトの支援でLLM開発
機械学習、自然言語処理を用いたアルゴリズムを開発、製品化。AIを組み込んだソフトウェアサービス「AI SaaS」、自動応答エンジン「PKSHA chatbot」など提供。大規模言語モデル(LLM)を日本マイクロソフトの支援のもとで独自開発しており、段階的に現場に展開していく。人事コンサル会社を買収し、人事領域も拡大する方針。24年9月期連結売上収益(売上高)は前期比20.8%増の168億円、純利益は前期の5倍となる20億円を見込む(IFRS移行調整後増減率)。21日終値(3655円)からアナリスト3人の平均目標株価(5850円)まで60%の乖離があり上昇が期待される。

年初来で40%以上上昇しているが、現在株価からモーニングスターの適正株価までの乖離が30%以上で、さらなる上昇期待が残る銘柄
$Ridge-i(5572.JP)$
AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発。人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供も。生成AIなどの案件増。画像・音声など様々なデータに対応する第4世代AI「マルチモーダルAI」に強み。22年7月期以降黒字。 $さくらインターネット(3778.JP)$のGPU環境で企業、官公庁向けの日本語LLM(大規模言語モデル)を開発。有利子負債ゼロ。24年7月期売上高は前期比34.1%増の10億円、純利益は124.4%増の1億円を見込む。21日終値(2209円)からモーニングスター適正株価(3635.94円)までは、64.6%の上昇余地がある。
企業向け生成AIソリューション、デジタルトランスフォーメーションサービスを提供。 $マイクロソフト(MSFT.US)$とのアライアンスにより、大規模言語モデルを企業向けにカスタム開発。顧客単価高水準。有利子負債ゼロ。24年12月期連結売上高は前期比26.5%増の29億円、純利益は121.8%増の1.5億円の見込み。21日終値(11700円)からモーニングスター適正株価(15558.33円)までは、32.98%の上昇余地がある。

黒字転換見通し銘柄は?
$HEROZ(4382.JP)$:会社が25年4月期の黒字見通しを発表
$ニューラルグループ(4056.JP)$:四季報が25年12月期の黒字化予想
$エクサウィザーズ(4259.JP)$:会社が25年3月期の営業黒字化見通し発表
$FRONTEO(2158.JP)$:会社が25年3月期の黒字化見通し発表
主なAI中小型株の年初来騰落率
「AI中小型株」のトップランナーは?年初来460%上昇の爆上げ銘柄も!黒字転換続々で高成長に期待! 
【後記:まとめ】
データセクションやLaboro.AIはニュース性が高く魅力的だが株価のボラティリティが大きく、初心者にはリスクが大きそうだ。SREホールディングスは時価総額が前記2銘柄より大きく業績が安定しているため、まだエントリーしやすいかもしれない。大型銘柄では、特に $日立製作所(6501.JP)$ $日本電気(6701.JP)$が長期にわたって安定的に上昇トレンドを維持している。 $富士通(6702.JP)$ $日本電信電話(9432.JP)$ $サイバーエージェント(4751.JP)$ $ソフトバンク(9434.JP)$もAI、LLM関連への投資に力を入れている。 $Appier Group(4180.JP)$ $PKSHA Technology(3993.JP)$は下げ止まりを注視したい。
―moomooニュースKathy
出所:各社IR資料、日本経済新聞、ブルームバーグ、四季報、moomoo
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