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来週の決算·経済カレンダー(10/30~11/3)日銀会合と米FOMCが集中、無風かそれとも嵐を呼ぶか?

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2023/10/27 11:22
来週のポイント
来週の日本株は続落しそうだ。日銀や米FRBなど中央銀行の金融政策決定を前に、投資家は積極的な買いを控えやすい。日銀は金融政策の修正観測がくすぶっており、24年度のCPI見通しを引き上げることや、イールドカーブコントロール(YCC)政策の再修正などが指摘されている。CPI見通しが2%を超えてくれば、マイナス金利政策の根拠が薄れ、マイナス金利解除への思惑が急浮上する。こうした指摘があるものの、緩和的な姿勢は変わらず、円安基調が続く公算は大きい。日銀会合と米FOMCで金融政策が据え置きになるのはほぼ確実で、当局者がどういった表現を使って政策を説明するかに注目すべきだ。
米FOMCでは、9月の会合後に公表された四半期の経済見通しでは年内あと1回の利上げを想定しており、予想通り今回の会合で利上げが見送られた場合、12月の会合での利上げが確実視されるか注目すべきだ。米10月雇用統計など週半ば以降は雇用関連の指標が多く発表されるため、日米の金融政策会合が無風通過となると、これらを前にした様子見ムードで動きにくさが残りそうだ。

日本株式市場で、期待要素になるのが企業業績だ。リオープンや自動車の挽回生産、値上げと円安効果などに伴う増益基調は強いとみられる。また、需要低迷から抜け出せるかで注目の集まる半導体関連銘柄は10月31日に発表が相次ぐ。
来週の決算·経済カレンダー(10/30~11/3)日銀会合と米FOMCが集中、無風かそれとも嵐を呼ぶか?
今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続落、3万1000円台割れ
2.長期金利一時10年超ぶり高水準、日銀政策修正警戒
3.米株市場では決算発表を受けハイテク大手に売り
4.米7-9月GDP、2021年以来の急成長
5.米国債利回りの上昇が一服
6.9月の米PCEコア価格指数は鈍化傾向が続く

今週の東京株式市場で日経平均は前週末比267.67円(0.86%)安の3万991円と、2週続落した。米株式市場では、ナスダックは7月から10%超下落しており、調整領域に入っている。今年の米株高をけん引してきた米ハイテク7強決算が期待外れになっている。グーグルの親会社 $アルファベット A(GOOGL.US)$ $テスラ(TSLA.US)$、フェイスブックの親会社 $メタ プラットフォームズ A(META.US)$はいずれも決算発表以降に株価が低迷しており、決算が好感されたのは $マイクロソフト(MSFT.US)$ $アマゾン ドット コム(AMZN.US)$のみだ。
決算は足元の数字は悪くはないが、先行き慎重な見方も示されており、米株式市場も先行きに慎重になっているようだ。「決算の多くは経済データの後塵を拝することになる。歴史的に見てきたのは、利上げが業績に与える影響は2年程度のタイムラグがある。非常に一貫しているのは、FRBが利上げサイクルを終える前に企業業績が底を打ったことがないということだ」との慎重な見方も聞かれる。
7-9月期の米GDP速報値は前期比年率4.9%増、2021年第4四半期以来の高水準となり、米経済の強さが際立っている。一方、9月の個人消費支出(PCE)コア価格指数は前年比が2年余りぶりの低水準となっり、鈍化傾向が続いている
出所:MINKABU、Bloomberg、moomoo
ーmoomooニュースSherry
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