長島英雄648
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今週のポイント
今週の日本株は波乱含みか。市場の関心は米生産者物価指数(PPI)、米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高などの経済指標に集まっている。足元では労働市場の緩和を示唆する経済指標を受けて利下げ期待が再び強まってきている。物価指標も下振れとなれば、米国の利下げシナリオが強まって米株高が見込まれ日本株にはポジティブとなる。一方、日銀による追加利上げへの警戒感がくすぶっており、米指標が強い内容になるなどして株価が下落する場合でも、決算シーズン中に発表された自社株買いが今度は実施の局面に入り、下値を支えるとの思惑もある。
国内では、日銀の植田和男総裁の講演での発言や日銀会合の主な意見を受けて、追加利上げへの思惑がつきまとう。また、国内企業の24年3月期の決算内容はここまで総じて好調なものが目立っているが、今期業績予想に関しては慎重な数字を出す企業が多く、市場ではポジティブサプライズが強いとの見方は少なく、株高の起爆剤としての期待は乏しい。株主還元を含めて無難な範囲とされ「株価は方...
今週の日本株は波乱含みか。市場の関心は米生産者物価指数(PPI)、米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高などの経済指標に集まっている。足元では労働市場の緩和を示唆する経済指標を受けて利下げ期待が再び強まってきている。物価指標も下振れとなれば、米国の利下げシナリオが強まって米株高が見込まれ日本株にはポジティブとなる。一方、日銀による追加利上げへの警戒感がくすぶっており、米指標が強い内容になるなどして株価が下落する場合でも、決算シーズン中に発表された自社株買いが今度は実施の局面に入り、下値を支えるとの思惑もある。
国内では、日銀の植田和男総裁の講演での発言や日銀会合の主な意見を受けて、追加利上げへの思惑がつきまとう。また、国内企業の24年3月期の決算内容はここまで総じて好調なものが目立っているが、今期業績予想に関しては慎重な数字を出す企業が多く、市場ではポジティブサプライズが強いとの見方は少なく、株高の起爆剤としての期待は乏しい。株主還元を含めて無難な範囲とされ「株価は方...
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長島英雄648 : 日銀総裁の名前を間違えている!