トランプ次期米大統領は11月18日、不法移民を強制的に送還するための国家非常事態宣言を発令する考えを示した。自身のSNSの投稿で明らかにした。2025年1月に大統領に就任した後の最優先課題に掲げる。具体的な措置には、不法移民の制限、国境管理の強化、特定国からの移民の制限、不法移民の雇用対策が含まれる。現在、アメリカには約1130万人の不法移民がおり、そのうち700万人が就労している。
トランプの再選キャンペーンの主な公約は、過去最高数の移民を追放する。次期副大統領JDヴァンス氏の発言では、この計画によって年間100万人が追放される見込みだ。
不法移民対策に強硬な人物を相次いで起用
トランプ氏は大統領選に勝利後、不法移民対策に強硬な姿勢をとる閣僚らの人事を優先して発表した。国務長官に任命されたルビオ氏は、不法移民を大規模に追放するためにアメリカ軍を使用する計画を強く支持する。
さらに、トランプ次期大統領は、米移民税関捜査局（ICE）局長代理を務めた強硬派のトム・ホーマン氏を国境管理の責任者に任命すること...

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米ハイテク大手の $マイクロソフト (MSFT.US)$は現地10月30日に引け後に2024年7-9月期決算（第１四半期）を発表した。10－12月（第２四半期）の見通しが期待外れで、株価は時間外取引で4.4％下落した。７－９月（第１四半期）の売上高は前年同期比16%増の656億ドル、純利益は11％増の247億ドルで、アナリストの予想を上回った。クラウドコンピューティング事業が好調で、人工知能（AI）への多額投資が効果を上げているとみられる。
決算ハイライト　売上高が予想上回る
クラウドサービス「Azure（アジュール）」の売上高は３４％の増収となり、第４四半期の３５％増からは若干減速したものの、一部のアナリストによると、同社の事前予想を上回っていたという。ＡＩが売上高の伸びに貢献した。
設備投資額は149億ドルと、前年同期から50％急増した。主にデータセンターへの投資を反映した。ファイナンスリースを含む総設備投資額は200億ドルで、前年同期の112億ドルから増加した。
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今日の強弱材料
10/30[強弱材料]
前場に注目すべき3つのポイント
●米大型テック株の予想を上回る決算が支援材料
● $中部電力 (9502.JP)$ 、2Q営業利益 41.9％減 1427億円、25/3経常利益を上方修正。コンセンサス（1230億円程度）は上回る。2025年3月期業績は、経常利益を2150億円から2750億円に上方修正した。
●前場の注目材料: $日進工具 (6157.JP)$、ステンレス鋼向け超硬切削、寿命2倍の戦略商品投入
動いた株、注目銘柄
前日29日の米国株式市場はまちまち。9月の米雇用動態調査（JOLTS）で求人件数が予想以上に減少し、労働市場の冷え込みや景気減速を警戒した売りが先行した。今日の東京株式市場は買いが優勢だった。国内主要企業の4-9月期決算発表が本格化しており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が強まり、株価の支えとなった。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。セ...

米東部時間10月24日、 米電気自動車（EV）大手テスラは第3・四半期の好業績を受け株価が22％の大幅高、過去11年で最高の日次の株価上昇率を記録した。テスラも米国株市場の時価総額トップ10返り咲いている。また、株価の急上昇に伴い、マスクの純資産は一夜にして335億ドル増えて、合計で2703億ドルになっている。
決算により、電動ピックアップトラック「サイバートラック」が初めて黒字化したことや、マスクＣＥＯが来年の販売台数を２０－３０％増やすと強気な表明をしたことで買いが加速している。ただ、ウォール街のアナリストたちはテスラに目標株価を見直したが、意見が大きく分かれる。
強気派
Wedbushのアナリスト、アイブス氏はテスラの目標株価が300ドルに設定し、水曜日の終値から40%以上の上昇余地と予測した。同氏は今四半期の業績が示すことにより、今後数年間にわたってAIとFSDへの転換を進めて純利益率を高め続けると考える。
モルガン・スタンレーのアナリスト、アダム・ジョナス氏はテスラに目標価格を310ドルに引き上げ、「業績上振れの大きさは投...

アメリカ大統領選挙まであと数週間となった今、トランプトレードとハリストレードも活気取り戻した。トランプ氏とハリス氏、両大統領候補の主張の違いが、それぞれの業界にどのようなメリットをもたらすかが注目されている。また、両候補のインフラ施設に関する主張には、共通点があると思われる。
ハリス氏はインフラ施設に関する詳細が明らかにしていないが、民主党の政策綱領では「超党派によるインフラ法案」を推進し続けると述べている。トランプ氏も具体的な投資計画を公表していないが、その政策提案にはインフラ建設が含まれており、道路や橋梁、港湾、新興技術に重視することが予想される。
モルガン・スタンレーのスリモン氏はCNBCのインタビューで、米国のインフラセクターが「非常に堅調」であると述べ、その理由として「政府によるインフラ支出の増加」と「台風ヘリーンによる災害復興」を挙げた。
需要高いと供給不足
米国のインフラ施設はその潜在的な資金需要に対し、投資の慢性的な供給不足の状態にあった。Oxford Economicsのデータによると、米国のインフ ラ開発...