<光の半導体>関連の狙い目2銘柄!エヌビディアもAI大容量情報処理に向け光に関心
情報処理のための電力消費が加速度的に増える中、「電気」ではなく「光」を活用した処理技術に期待が高まっている。 $日本電信電話 (9432.JP)$は伝送容量を従来の125倍にするという次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」構想を米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$など世界的企業も巻き込んで推進しており、中核技術となる“光の半導体”(光電融合デバイス)の開発に注力している。一般の半導体には電子が通る電子回路が形成されているが、光の半導体開発においては光が通る回路を形成する「シリコンフォトニクス」と呼ばれる先端技術がポイントとなる。
シリコンフォトニクスに関連する銘柄で、資本効率は良好だが株価に過熱感がない銘柄は浜松ホトニクスとデクセリアルズ
・自己資本利益率(ROE)が14%以上
・売買の過熱感を示す相対力指数(RSI:14日)が50以下
(24年1月17日時点)
・自己資本利益率(ROE)が14%以上
・売買の過熱感を示す相対力指数(RSI:14日)が50以下
(24年1月17日時点)
◆ $浜松ホトニクス (6965.JP)$
半導体検査装置や医療機器などに使われる光電子増倍管で世界シェア90%強。光半導体素子の製造、販売も。23年9月期連結売上高は過去最高を更新。24年9月期連結売上高は前期比1.3%増の2243億円、純利益は14.3%減の367億円を見込む。自己資本比率は79.1%(23年9月期時点)。株価は、23年5月以降下落基調が続いていたが、同年12月に5日移動平均線が25日線を上抜け、今年1月には75日線も上抜けた。アナリストらの平均目標株価は7616.67円(レンジ:6200~9000円)と、1月17日終値からの上昇余地は30%以上。
半導体検査装置や医療機器などに使われる光電子増倍管で世界シェア90%強。光半導体素子の製造、販売も。23年9月期連結売上高は過去最高を更新。24年9月期連結売上高は前期比1.3%増の2243億円、純利益は14.3%減の367億円を見込む。自己資本比率は79.1%(23年9月期時点)。株価は、23年5月以降下落基調が続いていたが、同年12月に5日移動平均線が25日線を上抜け、今年1月には75日線も上抜けた。アナリストらの平均目標株価は7616.67円(レンジ:6200~9000円)と、1月17日終値からの上昇余地は30%以上。
エレクトロニクス製品向け光学材料、電子材料などの製造販売。22年に光半導体デバイスを手掛ける京都セミコンダクターを買収。24年3月期連結売上高は前期比5.8%減の1000億円、純利益は13%減の180億円を見込む。株価は足元で調整中だが、上昇トレンドを維持している。アナリストらの平均目標株価は4166.67円(レンジ:3000~5300円)。アナリスト総合評価は強気が66.67%、やや強気が16.67%、弱気が16.67%。
シリコンフォトニクス関連銘柄
▼NTTはIOWNを世界の標準技術にすることを目指しており、20年1月、国際団体「IOWNグローバルフォーラム」を米 $インテル (INTC.US)$、 $ソニーグループ (6758.JP)$とともに米国を本拠地として発足させた。参画企業は100を超え、エヌビディアや $クアルコム (QCOM.US)$、エリクソン、ノキア、 $村田製作所 (6981.JP)$、 $富士通 (6702.JP)$、 $日本電気 (6701.JP)$、 $KDDI (9433.JP)$など大手の名が並ぶ。
▼報道では、 $台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$がエヌビディアやクアルコムと提携し、AIコンピューティングでの大容量伝送速度を実現するための最先端のシリコンフォトニクスを開発しているとされる。
▼ $QDレーザ (6613.JP)$は、IOWNに参画するアイオーコアの光配線用シリコンフォトニクスチップに搭載される量子ドットレーザ6万個を受注したと23年4月17日に発表。
▼経済産業省所管の産業技術総合研究所を中心としたシリコンフォトニクスコンソーシアムに参加している企業は、 $沖電気工業 (6703.JP)$、 $フジクラ (5803.JP)$、 $日本電信電話 (9432.JP)$、 $住友電気工業 (5802.JP)$、富士通オプティカルコンポーネンツ、 $三菱電機 (6503.JP)$、 $古河電気工業 (5801.JP)$など。
―moomooニュースKathy
出所:各社HP資料、日本経済新聞、Bloomberg、moomoo
出所:各社HP資料、日本経済新聞、Bloomberg、moomoo
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