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「投資にかけてるリソースは適正ですか?」を問おう

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ぼんやりウォーカー コラムを発表しました · 07/04 12:20
投資をする中で、自身に問うべき「問い」があります。
・何に投資すべきか
・いくら投資すべきか
・買うべきか、売るべきか
などが思い浮かぶのではないでしょうか。
そんな「問い」の中で最重要クラスに位置づけられるべきものが、タイトルに書いた「投資にかけてるリソースは適切か」です。
最重要クラスなのに、あまりダイレクトにそれを言ってる人は少ない気がします。
リソースの代表格は「時間」です。
具体的には、1日何分チャートを眺めているか、個別企業の分析に何時間かけているか、投資系インフルエンサーの動画やブログを何分見てるか、証券会社の画面を何分操作してるか、とかです。
もう一つ、時間以上に重要かもしれないファクターとして「心理的負荷」があります。
「マインドシェア」と言い換えることもできますね。
具体的には「購入した株が上がってるか下がってるか気になる」「自分の投資判断が間違ってたかもという不安」とかです。
リソースを使う順番としては「マインドシェアを取られる」が先にあって、それを「時間を使って解消する」という流れになります。
厄介なことに、この一連の「リソース消費」は大きくなりがちなんですよね。
その理由の一つは「カネ」という人間の欲望増幅装置にまつわることだからです。
漫画「キングダム」では呂不韋が嬴政との対決の中で「貨幣制度によってカネが人間の欲望や価値の尺度になった」的な説明をしています。
カネの魔力に人間は簡単に囚われます。
それだけの力がカネにはあるということですし、人間はそれに簡単に屈してしまうくらい弱いと捉えることもできるでしょう。
「かけてるリソースは適性か」という問いは、カネによる呪縛を解く、または緩和する効果を持ちます。
問いに対する答えは、投資未経験者にとっては「少なすぎる」になることが多いですが、投資初心者〜中級者くらいだと「多すぎる」になるように思います。
これを読んでいる皆さんは、どちらかと言うと「多すぎる」に振れる可能性が高いのではないでしょうか。
当たり前ですがリソースは有限です。
もう一度言います。
リソースは有限です。
有限で、大切なリソースを割くべきことは「家族」「仕事」「趣味」「交友関係」など色々あると思います。
それらを十分に満たせていないのであれば、それを犠牲にして投資にリソース投入しているということになります。
人間には「現状維持バイアス」や「サンクコストバイアス」というものがあり、問いに対して現状を良しと判断したくなるものであることにも注意が必要です。
投資家に必要なことは、落ち着いて、フラットな気持ちで「投資にかけてるリソースは適正か」と、定期的に自身に問いかけることです。
皆さんの問いへの答えはいかがですか。
投票作ってみたのでよろしければポチッとしてみてください。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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コメント
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  • ぼんやりウォーカー スレ主 : おお、投票してくださる方が続々と…ありがたいです。

    同数で%が異なるということから算出ロジックは「上の選択肢から率を計算して四捨五入(または切り上げ)して、最後の選択肢の率は100から他の選択肢の%合計を引く」になってるのかな。