BNP Paribas:PPIとCPIの報告で9月の利下げへの道が開かれるはず

BNPパリバは、最新のCPIとPPIのデータを受けて、連邦準備制度理事会（FRB）当局者は9月のFOMCで2020年以来の利下げを発表するために必要なすべての指標を手に入れたはずだと主張した。

BNPパリバは水曜日に発表した投資家向けメモの中で、「7月の消費者物価指数（CPI）は、引き続きディスインフレを物語るものであり、このディスインフレは今年いっぱい続くものと思われる」と述べている。

FRBがインフレ率が持続的に2％に戻りつつあり、9月の利下げへの道筋がついたと確信するためには、今回のCPIが最後のデータとなるはずだ。

CMEのFedWatchツールによると、来る9月18日のFOMCで25ベーシスポイントの利下げが行われる確率は56.5％、50ベーシスポイントの利下げが行われる確率は43.5％となっている。

これらの数値は、CPIが発表される前の数値とは若干異なっている。発表前、50ベーシスポイントの利下げ確率は52.5%、25ベーシスポイントの利下げ確率は47.5%だった。