クックFRB理事、「時間かけた利下げ適切に」-ペースはデータ次第
2024年11月21日 1:38 JST(一部抜粋)
雇用とインフレ、リスクは「おおむね均衡している」-クック理事
労働市場著しく軟化すれば、「緩和ペースの加速」も適切になり得る
雇用とインフレ、リスクは「おおむね均衡している」-クック理事
労働市場著しく軟化すれば、「緩和ペースの加速」も適切になり得る
米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事はインフレ面での進展と堅調な労働市場を指摘し、連邦公開市場委員会(FOMC)は時間をかけて政策金利を中立姿勢に近づけていくのが適切になりそうだと述べた。
FRBが担う雇用とインフレの両責務について、リスクは「おおむね均衡している」とクック理事は指摘。金利の方向性は下向きだが、引き下げの「幅とタイミング」はこれから出てくるデータと経済の見通し次第だと述べた。
クック理事は20日、バージニア大学で開かれたイベントで講演。「時間をかけて政策金利をもっと中立的なスタンスに近づけていくのが適切になりそうだ」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。
FRBが担う雇用とインフレの両責務について、リスクは「おおむね均衡している」とクック理事は指摘。金利の方向性は下向きだが、引き下げの「幅とタイミング」はこれから出てくるデータと経済の見通し次第だと述べた。
クック理事は20日、バージニア大学で開かれたイベントで講演。「時間をかけて政策金利をもっと中立的なスタンスに近づけていくのが適切になりそうだ」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。
次回FOMCは来月17-18日に開催。9月と11月に連続で利下げが決まった後、投資家の間では追加利下げの見通しが後退した。強いインフレデータと、慎重なペースでの政策調整を主張する当局者発言が相次いだことが背景にある。
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