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生前贈与の落とし穴見つけたけど、結局のところどうすりゃいいか

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ぼんやりウォーカー コラムを発表しました · 06/19 19:20
もうすぐ定年退職する父から「生前贈与したいので相談したい」と打診があった。
こちらとしては「自分で何とかするので何も要らんよ。自分のために使っておくれ」というスタンスだけど、固辞するほどのこだわりはないので、ありがたくいただくことにした。
デリケートな話題でもあるので、心身がしっかりしてるうちに親の方から子に打診してくれた父は偉いなぁと思うので、自身も見習いたい。
で、いただくにあたって、相続と贈与の税制について一生懸命勉強した。
節約も投資もそうだったけど、一生懸命勉強するしかないんよね。
そもそも相続税は控除がデカいので、税金の支払いが発生するのは1割未満であること。
借金など「負の相続」も発生すること。
不動産や株式など、時価評価が必要なものもあること、その方法。
贈与に関する税制改正の内容。
などなど。
贈与に関して耳にしたことのある「年間110万円までなら非課税」に関して、税制改正で「相続タイミングの3年前までの贈与は相続財産に足し戻す」ルールが「7年前」まで伸びたらしい。
税制改正の主旨の一つとして「若い世代への所得移転を促進する」ということがある。
確かに「日本人の金融資産の約半分の1000兆円が預貯金」ということもあり、その多くは高齢者のものなので、投資や消費に回りやすくすることは大事だ。
で、色々調べて「普通に生前贈与として110万円以内の金額をいただく」でいいかな、と思っていたところ、新情報が飛び込んできた。
要は「毎年○万円を△年間贈与する」という贈与契約(口約束含む)があった場合「総額○×△円の贈与が発生した」と見なされて課税されるらしいのだ。
いやー、ロジックは分からなくはないんだが、それは面倒くさいなー。
「年間110万円までの贈与は非課税」なんだから、「毎年110万円以内の贈与するね」という決めで生前贈与を始める人はたくさんいるでしょ。
そこに「はい!今年は110万円以内かもしれませんけど、この先も毎年贈与するんですよね?じゃあ総額の贈与が発生したのと同義ですよね?それを分割払いしてるだけですよね?総額に対して課税しますね!」は、なかなか無茶じゃねぇか、と思うわけです。
「世代間の所得移転を促進する」なんだから、そこは柔軟にやらせてくれよ。
↑それを知ったキッカケの動画
↑何か中国語っぽく表示されたけど、国税庁のタックスアンサーのページです
↑制度の目的などが書いてある
で、結局のところどうすりゃいいか、なんですけど、タックスアンサーにあるように「毎年贈与契約を結ぶ」が正解なんだと思います。
ちゃんと契約書作るのがいいような気もするけど、要は税務署なりどこかから「毎年同額を同時期に贈与されてますけど、これは事前に「毎年○万円贈与する」と事前に決めてたんですか?」と聞かれた時に「いいえ、滅相もない」と答えればいいって話なんだと思います。
なんだかなー、違和感ありますよねー。
まぁ、勉強して良かったなっちゅー話です。
皆さんも是非相続や贈与について早めに考えておくことをオススメします。
なお父からは「使い道は任せるけど、経験上生活空間に投資した方がいいと感じてるので、住居への投資とかに使ってくれるのが良い」とアドバイスをもらった。
ありがたく、今後の引っ越し費用とか家賃乃足しとかに使わせていただくことにします。
「何じゃこのパッパラパーな親父は」と思ってた時期もあるんですが、ものすごくしっかりしててありがたいことです。
我が子にもちゃんと金銭教育しよう。
そのためにも日々勉強ですね。
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