「絶好の買い場」か、「下落相場の序盤」か?日経平均が大暴落後に過去最大の上げ幅!
5日の歴史的な下げを受けた6日の日本株市場は、日経平均が10.23%、TOPIXが9.30%の大幅反発となった。日経平均は前日の過去最大の下げ幅(4451.28円)から一転して、過去最大の上げ幅(3217.04円)となった。5日の下落の反動に加え、為替が円安に反転したことや、米国の7月のISM非製造景気指数が市場予想を上回る51.4となって景気減速懸念が和らいだことも後押しした。
「バーゲンセール」と見る投資家も
ボラタイルな日本株の動きについて、国内運用会社のトレーダーは「海外の長期投資家がバーゲンセールとみて買いに動いた可能性がある」(6日付日本経済新聞)と見ている。また、6日付ブルームバーグは、りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストの「為替相場が落ち着き、日本株に買い戻しが入っているとみる。業績に変わりがなければ日本株が割安なのは明らかだ」とのコメントを紹介しており、「絶好の買い場」と捉えた投資家も少なくないようだ。
ボラタイルな日本株の動きについて、国内運用会社のトレーダーは「海外の長期投資家がバーゲンセールとみて買いに動いた可能性がある」(6日付日本経済新聞)と見ている。また、6日付ブルームバーグは、りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストの「為替相場が落ち着き、日本株に買い戻しが入っているとみる。業績に変わりがなければ日本株が割安なのは明らかだ」とのコメントを紹介しており、「絶好の買い場」と捉えた投資家も少なくないようだ。
しばらくは不安定な動き?
その一方で前述の下出チーフストラテジストは、「経済指標などの材料に乏しい期間に入るため、思惑で動く相場になりそうだ」とも語っている。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストも6日付の産経新聞で「しばらく市場は不安定な動きをみせる」との見方を示している。
シティ・インデックスのシニア・マーケット・ストラテジストであるマット・シンプソン氏は日本株の動きを「不健全な暴落の後の健全な調整だ」とした上で、「リスクオンの上昇ではない」(6日付ブルームバーグ)と分析しており、今後も投資家の慎重姿勢が続く可能性を示唆している。
その一方で前述の下出チーフストラテジストは、「経済指標などの材料に乏しい期間に入るため、思惑で動く相場になりそうだ」とも語っている。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストも6日付の産経新聞で「しばらく市場は不安定な動きをみせる」との見方を示している。
シティ・インデックスのシニア・マーケット・ストラテジストであるマット・シンプソン氏は日本株の動きを「不健全な暴落の後の健全な調整だ」とした上で、「リスクオンの上昇ではない」(6日付ブルームバーグ)と分析しており、今後も投資家の慎重姿勢が続く可能性を示唆している。
個別銘柄の動きはまちまち
日経平均、TOPIXともに明確な下落が始まった今月2日からの3営業日の個別銘柄の動きを見ると、銘柄によってまちまちとなっている。3営業日の動きをトータルすると、 $HOYA (7741.JP)$や $コナミグループ (9766.JP)$のようにプラスに回復した銘柄や6日にストップ高まで戻した $キッコーマン (2801.JP)$のような銘柄もあれば、 $京セラ (6971.JP)$や $ディスコ (6146.JP)$、 $東京エレクトロン (8035.JP)$などのように大きく沈んだままの銘柄もある。
日経平均、TOPIXともに明確な下落が始まった今月2日からの3営業日の個別銘柄の動きを見ると、銘柄によってまちまちとなっている。3営業日の動きをトータルすると、 $HOYA (7741.JP)$や $コナミグループ (9766.JP)$のようにプラスに回復した銘柄や6日にストップ高まで戻した $キッコーマン (2801.JP)$のような銘柄もあれば、 $京セラ (6971.JP)$や $ディスコ (6146.JP)$、 $東京エレクトロン (8035.JP)$などのように大きく沈んだままの銘柄もある。
37年前のブラックマンデーは2週間後に大底に
ちなみに、日経平均の1日の下落率が14.9%と、5日の大暴落よりも激しかった1987年10月のブラックマンデーの際は、大暴落した10月20日から大底まで、約2週間かかっている。ブラックマンデー直前の同年10月14日に付けた高値と同水準まで株価が戻ったのは翌88年4月になってからであり、約6カ月かかっている。
ちなみに、日経平均の1日の下落率が14.9%と、5日の大暴落よりも激しかった1987年10月のブラックマンデーの際は、大暴落した10月20日から大底まで、約2週間かかっている。ブラックマンデー直前の同年10月14日に付けた高値と同水準まで株価が戻ったのは翌88年4月になってからであり、約6カ月かかっている。
ーmoomooニュースKathy、Mark
出所:日本経済新聞、産経新聞、Bloomberg、moomoo
出所:日本経済新聞、産経新聞、Bloomberg、moomoo
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コメント
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モルガンの手先 : 今月は投資家も夏期休暇だから20日前後まではそれほど上がらないでしょう。例年8/20を起点に反転しています。アメリカの利下げが数ヶ月以内にあるとすれば、日経が40000を回復するまでそう時間はかからないと考えます
エリックカートマン モルガンの手先 :
スマイリー山川 : 日経は円安バフがかからないと上がりません
40000行くには日銀と政府がタカ派発言した謝罪をして、詫び利下げでもしない限り無理ですね
世界には色んな株式市場があります
ちょうどちょい円高になったし、そっち買った方がいいと思います