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我が家の蓄財物語56

〜全世界株の弱点とは?の巻〜
王道的な投資先とされる全世界株インデックスには絶対に知るべき事がある。それを知らずして全世界株に投資しはならない。今回はそんなお話。
俺「嘘やろ?全世界株にこんな事があるやなんて・・・」
俺「・・・なんてこった」
嫁「どないしてん?一人でブツブツと」
俺「あのな、全世界株には1つ重大な弱点があんねん。さっき、それを知ってな〜ちょっと打ちのされとったわ」
嫁「えぇっ!!全世界株に弱点ってあるん?あんな完璧な投資先に弱点なんてあんの?」
俺「どの投資先にも弱点はあんねん」
俺「まずは、全世界株の特徴からおさらいやけど・・・」
【全世界株の特徴】全世界で上場されている80〜90%の株式に分散投資が可能。現在の全世界株の構成割合は先進国株が90%、新興国株が10%。投資割合の内、最も多いのが米国株で構成割合は60%。特にGAFAと呼ばれる、米国株ハイテク企業の割合が多く占める。
【全世界株のメリット】全世界株の株式が時価総額に連動して分散投資が出来る為、インド株の時価総額が上がれば、インド株の割合を増やし、米国株の割合が下がれば、米国株の割合を減らすなどの、自動的にポートフォリオのリバランスをしてくれるのが全世界株インデックスのメリットとなる。
俺「って事やねん」
嫁「なるほどな。なんとなく、知っとったよ。聞けば聞くほど、完璧な投資先に見えるやけどな」
嫁「ほんまに弱点なんてあんの?」
俺「それがあんねんな〜」
【全世界株の弱点とは?】株式投資において最も分散投資の効いたインデックスであるが、最も分散の効いたインデックスだからこそ、一番リターンのある投資先には決してならないのである。例えば米国株インデックス、NASDAQ100のリターンが20%、S&P500のリターンが17%だと、全世界株のリターンは13%までに目減りする。
俺「これが全世界株の弱点やねん」
嫁「なるほどな。一番分散が効いとるから、絶対に一番にはなれへんのやな」
嫁「なんか皮肉やね」
嫁「誰からも愛されとるアイドルが、何歳になっても結婚出来ひんみたいな感じやな」
俺「なんやねん、その例え。誰からも愛されとるから、誰かの一番にはなれないって事言いたいんか?けど、オモロいな」
俺「今はSNSが発達しとるから、他の投資先と比べ易いから、目移りせんように気をつけなあかんな」
俺「そもそも、いつも一番リターンのある投資先に、いつも集中投資出来るなんて、プロでも無理な話やろうしな」
俺「どんなに優秀な奴でも、弱点は必ずあるって事やな。それを知らんと付き合い続けられんからな」
嫁「せやね」
3月第一週、我が家の資産1143万円也
我が家の蓄財は、まだまだ続く
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