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サーム氏、米国は景気後退に「不快なほど近い」-冷静さが重要とも指摘

2024年8月6日 2:35 JST(一部抜粋)
米経済が現時点でリセッションに陥っている可能性は極めて低い
FRBが慎重であるのは良いこと、対応の余地「かなり」ある
元米連邦準備制度理事会(FRB)エコノミストのクラウディア・サーム氏は、米国はまだリセッション(景気後退)に陥ってはいないが、それに「不快なほど近い」と述べた。また、米金融当局者は増大するリスクを考慮に入れるため、アプローチを調整する可能性があるとの見方を示した。
  サーム氏はブルームバーグテレビジョンの番組で、7月雇用統計で失業率が予想外に上昇したことについて「失業率のこうした上昇は、過去においてはリセッションの初期と整合的だった」と発言。「その状況にはないかもしれないが、その状況に不快なほど近づきつつある」と語った。
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