ログアウト
donwloadimg

アプリをダウンロード

ログイン後利用可能
トップに戻る

円安ストップは植田総裁の肩に! 本日の日銀会見注視 昨年と同じ轍を踏めば加速も

avatar
moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/09/21 02:50
20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後、米金融引き締めの長期化観測からドルが上昇、円は一時1ドル=148円台半ばまで下落した。22日の日銀決定会合と植田和男総裁の会見を控え、読売新聞のインタビューでも示唆されたマイナス金利政策解除の見通しに加え、為替介入の有無にも関心が高まっている。
19日以降、イエレン米財務長官や財務省の神田財務官などから為替介入を肯定する発言が相次いでおり、昨年の介入劇を想起させる。昨年9月22日の日銀会合後の会見では、黒田東彦総裁(当時)が緩和を強調する中で当面の利上げに否定的な見解を示し、会見中にも為替は1ドル=145円90銭まで上昇。同日夕に24年ぶりとなる円買い・ドル売り介入を実施した。介入額は2兆8382億円にのぼった。にもかかわらず、同年10月21日には151円94銭まで円安が進行した。
22日の会見で、植田総裁の発言に政策修正や為替介入に消極的な姿勢がみられれば、円安がさらに加速してもおかしくない。「市場は政策修正を前のめりに織り込みすぎており、日銀が動かなければ円安に振れやすい」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト、日本経済新聞)との声も出ている。
SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長はブルームバーグの取材に対し、ドット・チャートで利下げのタイミングが後ずれしたこともあり、「米国と主要国で金利差が拡大方向に向かいドル高になる中、特に円が安くなっていくだろう」との見方を示している。
また、豊島&アソシエイツ代表の豊島逸夫氏は20日付日本経済新聞のコラムで、「仮に介入で140円程度まで円高・ドル安に振れても、日米金利差拡大傾向は変わらず、円売りの波が再発しそうだ。円売りの波には昨年より長期化の兆しが見える。」と根強い円安基調を予測している。
▲為替に関する要人発言
▲為替に関する要人発言
▲22日の予定
▲22日の予定
出所:日本経済新聞、ブルームバーグ、moomoo
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
34
2
1
2
+0
5
翻訳
報告
23K 回閲覧
コメント
サインインコメントをする