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台湾TSMC、第3四半期は40%増益 AI向け半導体の需要拡大

2024年10月14日午前 9:08 GMT+9
半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が17日発表する第3・四半期決算は、人工知能(AI)向け半導体の需要急拡大を背景に純利益が前年比40%増加する見通し。
LSEGスマートエスティメートが集計したアナリスト22人の予想によると、純利益は2982億台湾ドル(92億7000万米ドル)になるとみられる。昨年第3・四半期は2110億台湾ドルだった。
TSMCは先週、月次売上高を発表。第3・四半期の売上高が台湾ドル建てで急増し、市場予想を大幅に上回ったことが明らかになった。同社は決算説明会で米ドル建ての売上高見通しを公表する。
TSMCは先週、月次売上高を発表。第3・四半期の売上高が台湾ドル建てで急増し、市場予想を大幅に上回ったことが明らかになった。同社は決算説明会で米ドル建ての売上高見通しを公表する。 もっと見る
プレジデント・キャピタル・マネジメントのLi Fang-kuo会長は「アップル、エヌビディア、AMD、クアルコム、メディアテックなどTSMCの主要顧客のほとんどは、同社の高度なプロセス技術に大きく依存する新製品を発売している。第3・四半期利益は予想を大きく上回るだろう」と述べた。
第3・四半期決算は17日0600GMT(日本時間午後3時)に発表される。設備投資なども含め、第4・四半期と通年の最新見通しも示す。
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