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10月日本株はグロース買い、バリュー売りに?モルガンS予想 資金は逆回転か 

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/10/05 04:01
10月の日本株はグロース(成長)株がバリュー(割安)株をアウトパフォームする、とモルガン・スタンレーのギルバート・ウォン氏らストラテジストが予想しているようだ。10月3日のブルームバーグによると、ウォン氏らは「10月はショートカバーの流れが加速し、各セクターでプライスアクションは大きく反転する」との見通しをレポートで示した。
また、ロングオンリー(買い持ち)の投資家は日立製作所やKDDI、パナソニックホールディングスのウエートを増やし、トヨタやキーエンス、ダイキン工業、ルネサスエレクトロニクスのポジションは縮小しているという。
▲モルガン・スタンレーによるロングオンリー投資家のポジション変更の見立て
▲モルガン・スタンレーによるロングオンリー投資家のポジション変更の見立て
5日、日本株は6日ぶりに反発。新興・成長企業を中心としたマザーズ指数は前日比3.3%高と、日経平均株価の1.8%高、TOPIXの2.0%高と比べて圧倒的に強い反発がみられた。ただ、米金利の高止まり観測から、さらなる株価下落への警戒感は根強く、特に金利高で割高感が強まるグロース株を買うハードルは高い。
そもそも、米長期金利急上昇により株式自体からの逃避姿勢も広がっている。米債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で最高投資責任者(CIO)を務めていた著名投資家ビル・グロース氏は、株式は「明らかに過大評価」されているとし、債券と株式は共に最近大きく売られた後でも魅力的ではない、と4日に公表した投資見通しで指摘した。(5日ブルームバーグ)
3日の米国株式市場では投資家心理を測る米CNN算出の「フィア・アンド・グリード(恐怖と欲望)指数」はリスク許容度が最も低い「Extreme fear(究極の恐怖)」の水準となり、2022年10月以来の低さとなった。ピクテ・ジャパンの田中純平ストラテジストは日本経済新聞に対し、「長期金利の上昇が止まらない限りは、悲観ムードの払拭は難しい」と話している。日経平均株価も4日、売られすぎ、買われすぎを測る指標であるRSI(株価相対力指数、14日間)が30を割り込み、売られすぎゾーンに入った。30を下回ったのは今年2回目。
▼CNNのフィア・アンド・グリード指数
▼CNNのフィア・アンド・グリード指数
出所:日本経済新聞、Bloomberg、CNN、moomoo
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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