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バフェット氏、アーム上場により「活気取り戻すIPO市場が悪い投資アイデア」

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2023/09/10 23:29
IPO(新規上場)といえば短期で儲かりやすい商品として人気が高く、前評判の高い銘柄には投資家の申し込みが殺到することが多い。1年間低迷していた新規株式公開市場は、 $アーム・ホールディングス(ARM.US)$やインスタカートなど、間もなく試験的に上場するという待望のディールのおかげで活気を取り戻しつつある。しかし、投資家がこれに踏み切る前に、「新規株式公開銘柄は投資する価値がないかもしれない」というウォーレン・バフェット氏の主張を考慮してほしい。
鋭い観察眼と先を見通す力で資産を築き上げてきた $バークシャー・ハサウェイ(BRK.A.US)$の最高経営責任者(CEO)は、IPO 市場では掘り出し物はめったにないと考えている。
なぜなら、これはほとんど売り手市場だからだ。上場するのに有利な時期を選ぶことができると同時に、特別手数料が付随するこの取引は、多くの場合、高額のバリエーションに押し上げられることになるという。
バフェットの長年のビジネス・パートナーであるチャーリー・マンガー氏は、「IPOを買う一般大衆は、ひどい目に遭うだろう」 と言ったことがある。
「ばかげた」手数料
バフェット氏もマンガー氏も、投資銀行がIPOに課す引受手数料は「馬鹿げている」とし、IPO価格をつり上げるものだと述べている。
PwCが1,175社の株式公開書類を分析した結果によると、企業の平均費用はIPO総収益の4%~7%で、企業規模が小さいほど手数料は高くなる。
オークション市場の方が望ましい
この投資の神様は、株式市場を掘り出し物が時々現れるオークション市場に例えている。それに対してIPO市場は、安い証券を手に入れるのが難しい交渉市場に似ているという。
IPOがいかに魅力的でないかを説明するために、バフェット氏は2004年のバークシャーの年次総会でオマハの家を例に挙げて話をした。
誰かが自分の家を80,000ドルで売り、その隣人は同じような家を50,000ドルでは売ろうとしない、と言った。
バフェット氏の投資戦略
第二次世界大戦後、コロンビア大学で「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムに師事したバフェットは、長年にわたって経験豊富な企業を好む一方で、新興企業十分に理解していない業界の企業には手を出さないという。また、バフェットは、ある業界において収益力競争力があり、時が経っても試練に耐え続けられる企業に投資することを好むと語っている。
ソフトバンクGのアームIPO
一方、 $ソフトバンクグループ(9984.JP)$会長兼社長の孫正義氏が強く注力するチップ設計会社ARMは、9月13日にナスダックに上場する予定、目標評価額は520億ドルを超える見込みだ。
バフェット氏、アーム上場により「活気取り戻すIPO市場が悪い投資アイデア」
今年最大のIPOとして、ARMは既に市場の大きな注目を集めている。一方、IPOの売り手であるソフトバンクGは、過去の投資実績があまり芳しくなかったことから、再び話題になっている。統計によると、現在も取引されているソフトバンク支援企業のうち、発行価格を上回って取引されているIPOは4社のみで、21社は下回っている。ポートフォリオ全体の平均IPOリターンは-46%である。
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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