【朝イチ報】FRB議長、利下げ時期ヒント与えず エヌビディアが続伸 トヨタ、自動車生産台数でBIG3上回る

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市場概況
9日の米国株式市場では､NYﾀﾞｳ平均株価が前営業日比52ﾄﾞﾙ82ｾﾝﾄ安の3万9291ﾄﾞﾙ97ｾﾝﾄと続落｡ﾅｽﾀﾞｯｸ総合株価指数は同25.553ﾎﾟｲﾝﾄ高の1万8429.291で、最高値を更新した｡10日の東京株式市場は主力大型株などに利益確定の売り圧力が優勢となり､日経平均株価は反落する可能性が高そうだ｡

FRB議長、米利下げ時期巡り開かれた姿勢示す 議会証言
米連邦準備制度理事会（FRB）のジェローム・パウエル議長は9日、インフレが再び低下し始め、労働市場に落ち着きの兆しが出る中、FRBが利下げ時期にさらに焦点を当てていることを示唆した。FRBの利下げ時期を予想させる材料はほとんど提供せず、「引き続き会合ごとに判断して行く」とした。

バイデン氏の撤退求める声、民主党内で勢いに陰り
米民主党の一部議員は大統領選に向け、ジョー・バイデン大統領に代わる候補者の擁立を求めているが、その勢いに陰りが見られる。バイデン氏が選挙から撤退しないと明確にしたことで、議員らは打つ手がない状況に追い込まれている。

エヌビディアが続伸 半導体銘柄の目標株価引き上げが伝わる
9日も $エヌビディア(NVDA.US)$は買い戻しが優勢となっており、一時１３３ドル台後半まで上昇する場面が見られた。前日もアナリストによるエヌビディアの目標株価引き上げが伝わっていたが、本日もエヌビディアやクアルコムなどの半導体銘柄の目標株価の引き上げが伝わっている。エヌビディアの目標株価を従来の１３０ドルから１８０ドルに引き上げた。
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半導体大相場はまだ始まったばかり？ウォール街厳選！まだ上昇余地が大きい銘柄は？
人工知能（AI）熱狂により、 $PHLX Semiconductor Index(.SOX.US)$は今年38％上昇し、S&P500を大幅に上回っている。バンク・オブ・アメリカによれば、S&P500指数に対して4～5倍の割高な水準で取引されているという。それでも、半導体株にはまだ投資チャンスがあるだろうか？まだ上昇余地が大きい銘柄は？下半期に向け、ウォール街の半導体株９選！をまとめた。

米ガラスメーカーが隠れAI株に急浮上！AIサーバー向け光ファイバー好調で株価12％急騰！業績上方修正へ
170年の歴史を持つガラスメーカー、 $コーニング(GLW.US)$が隠れAI株として急浮上。コーニングは7月8日に、生成AI向けの新しい光接続製品の好調を理由に、4-6月期のコア売上高（暫定値）を上方修正し、株価が12％急騰した。AIブームにおいて $エヌビディア(NVDA.US)$以外への物色が広がる中、コーニングはユニークなAI銘柄として今後、さらに注目を浴びることとなりそうだ。
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テスラ、驚異的な上昇が続く ２０２２年４月以来の割高な水準に
$テスラ(TSLA.US)$は驚異的な上昇を続けており、最近の上昇はすべて新たな問題を生み出しているという。株価がこれほど割高になったのは２年以上ぶりのことだ。きょうで同社株は９日続伸し、その間に約３９％上昇した。株価は４月２２日に付けた５２週安値から８０％超上昇。
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トヨタなどの米国外勢、自動車生産台数でビッグスリー上回る
オートス・ドライブ・アメリカと米国際自動車ディーラー協会が9日に発表したリポートによれば、 $トヨタ自動車(7203.JP)$やメルセデス・ベンツ・グループなど米国外ブランドは昨年に490万台余りを生産。前年から約50万台増えたようだ。一方で $ゼネラル モーターズ(GM.US)$と $フォード モーター(F.US)$、 $ステランティス(STLA.US)$のビッグスリーは23年に460万台を生産。前年から小幅に減少したと報じられている。国際的な自動車メーカーが全米で経済成長をけん引していると伝わった。