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【決算まとめ】アマゾンが時間外取引で下落 AI投資拡大で利益に「赤信号」

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 08/01 22:18
米ネット通販大手 $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$が現地1日引け後に2024年4‐6月期決算(第2・四半期)を発表した。時間外取引でアマゾン株は下落した。同社の第3四半期営業利益見通しはアナリスト予想を下回った。
クラウド事業のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高は第2四半期に2桁の高い伸びを維持したものの、第3四半期の全体的な売上高見通しは冴えず、クラウド事業の需要低迷に赤信号がともった。一方、アマゾンの第3四半期の利益見通しも予想を下回り、ハイテク企業が人工知能(AI)分野に多額の投資を行っているため、収益性が圧迫されていることを示している。
【決算まとめ】アマゾンが時間外取引で下落 AI投資拡大で利益に「赤信号」
決算ハイライト
アマゾンの第2四半期の売上高と営業利益の伸びは10%と91%に鈍化したものの、予想を上回った。クラウド事業AWSの売上高は19%近く伸び、予想を上回った。第3四半期の売上高見通しは最低8%増で、過去1年半で最低の成長率となる。営業利益見通しが急減速、最低でも3%未満の増益。予想を上回るAIサービスへの投資規模を反映。
第2四半期(4‐6月)
●EPS(1株当たり利益):1.26ドル(前年同期比95%増、予想1.04ドル)
●営業利益:146.72億ドル(前年同期比91%増、予想135.9億ドル)
●営業利益率:9.9%(前年同期比5.7%増、予想9.13%)
●売上高:1479.77億ドル(前年同期比10%増、予想1487.77億ドル)
--業務別
 ●オンラインストア:553.92億ドル(年同期比5%増、予想555.5億ドル)
 ●実店舗:52.06億ドル(前年同期比4%増、予想52.6億ドル)
 ●サード・パーティ:362.01億ドル(前年同期比12%増、予想366.5億ドル)
 ●AWS:262.81億ドル(前年同期比19%増、予想259.8億ドル)
 ●広告:127.71億ドル(前年同期比20%増、予想130億ドル)
--地域別
 ●北米:900.33億ドル(前年同期比9%増、予想899.8億ドル)
 ●海外:316.63億ドル(前年同期比7%増、予想328.7億ドル)
【決算まとめ】アマゾンが時間外取引で下落 AI投資拡大で利益に「赤信号」
AWS成長予想を上回る 下期には投資額を増やす予定
アナリストによると、予想を下回る利益見通しは、アマゾンがAIサービスの需要に応えるために予想以上の投資をしていることを示唆しているという。アマゾンのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)はコスト削減を進め、同社の主要事業であるeコマースの収益性に注力する一方で、AIサービスには多額の投資を行っている。 アマゾンはAIサービスを「数十億ドルの収益が見込めるビジネス」と説明している。
決算説明会でAWSが注目され、ジャシーCEOとブライアン・オルサフスキー最高財務責任者(CFO)がその成長の可能性を評価した。
ジャシーCEOは「われわれは多くの面で進展し続けているが、AWSの成長が加速し続けていることほど、われわれにとって重要なことはないだろう」と述べ、また「企業がインフラストラクチャの近代化とクラウドへの移行を進める一方で、新たな生成AIの機会を活用する中で、AWSは、より広範な機能、優れたセキュリティと運用パフォーマンス、より大規模なパートナーエコシステム、AI機能により引き続き顧客の第一選択肢となっている」と同氏が指摘した。
「今年上半期のAWSなどの設備投資に305億ドルを投じたとした上で、2024年下期には設備投資額を増やす予定、その大半はAWSインフラに必要な成長をサポートするための支出になると予想している」とオルサフスキー氏は付け加えた。「生成AIとそれ以外のAIのワークロードで強い需要が見られる」と述べた。
同氏は売上見通しについて、「消費者はより慎重になり、より安い商品を求めるようになっている」と指摘。また、オリンピックのようなイベントが7-9月にかけて購買パターンを変え、売上予測を難しくしていると説明した。
営業利益見通しが予想下回る AI投資拡大
第3四半期(7-9月)見通し
●売上高:1540~1585億ドル(予想:1584億ドル)
●営業利益:115~150億ドル(予想:156.6億ドル)
第3四半期見通しは市場を失望させた。見通しのレンジで計算すると、アマゾンは第3四半期の売上高が前年同期比で約8%-11%を成長すると予想し、これはガイダンスの上限付近のアナリストの予想よりも平均的に低い。この見通しの下限が正しければ、アマゾンの第3四半期の収益成長率は2022年12月以来最低値となる。
コメントによると、この見通しは、収益成長の大きな原動力であるアマゾンのクラウド事業の見通しの悪さを懸念させるものだという。予想を大きく下回る第3四半期の収益見通しは、景気の不透明感を背景にアマゾンの企業顧客がコストを厳しく管理し、AWSへの需要が低迷していることを示唆している。
出所:SeekingAlpha、アマゾンIR、Bloomberg、MINKABU
ーmoomooニュースZoe
この記事は一部に自動翻訳を利用しています
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