【朝イチ報】FRB、0.25ポイント追加利下げ 全会一致で決定　パウエル議長、トランプ氏に要求されても「辞任しない」

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●【東京株式相場予想レンジ】3万9300円-3万9800円(7日終値3万9381円41銭)
●FRB、0.25ポイント追加利下げ 全会一致で決定
●米大統領選の結果、FRB政策に目先「影響なし」＝パウエル議長
●パウエル議長、トランプ氏に要求されても「辞任しない」
●英中銀、政策金利25bp引き下げ 4.75％に
●反発、トランプ次期政権による制裁強化を警戒＝ＮＹ原油概況
●リフトが決算受け大幅高 「プライス・ロック」機能が好調
●アンダーアーマーが急騰、7-9月期は増益 通期見通し上方修正
ーmoomooニュースKei　　

◇7日の米株式相場はまちまち。好調な企業決算がトランプ政権への楽観的な見方に拍車をかけ、選挙後の米株上昇が続いた。新政権の政策がどうなるかは依然として不透明だが、減税や関税の可能性がリスク選好ムードにつながった。一方、連邦準備制度理事会（FRB）は市場予想通り今回の利下げ幅を前回の50ベーシスポイント（bp）から25bpに縮小し、今後に緩和の余地を残した。
◇8日の東京株式市場は日経平均株価が続伸し、3万9000円台後半まで上値を伸ばしそうだ。

トップニュース
FRB、0.25ポイント追加利下げ 全会一致で決定
米連邦準備制度理事会（FRB）は7日まで開いた連邦公開市場委員会（FOMC）で、0.25ポイントの利下げを決定した。9月に実施した0.5ポイントの利下げに続く今回の決定により、フェデラルファンド（FF）金利の誘導目標は4.50～4.75％に下がる。今回の決定は予想通りだった。

米大統領選の結果、FRB政策に目先「影響なし」＝パウエル議長
米連邦準備制度理事会（FRB）のジェローム・パウエル議長は7日、連邦公開市場委員会（FOMC）後の記者会見で、米大統領選でドナルド・トランプ前大統領の再選が確実となったことについて、目先はFRBの政策決定に「影響しない」と述べた。

パウエル議長、トランプ氏に要求されても「辞任しない」
米連邦準備制度理事会（FRB）のジェローム・パウエル議長は連邦公開市場委員会（FOMC）閉幕後の記者会見で、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任し、辞任を求められた場合でも辞任しないと語った。

英中銀、政策金利25bp引き下げ 4.75％に
英イングランド銀行（中央銀行、BOE）は7日、政策金利を25ベーシスポイント（bp）引き下げ、4.75％にすると発表した。BOEによる利下げは過去3度の会合で2度目。

反発、トランプ次期政権による制裁強化を警戒＝ＮＹ原油概況
ニューヨーク原油の当限は反発。米大統領選で勝利したトランプ前大統領が、イランやベネズエラに対して敵対的な政策をあらためて実行する可能性が意識されている。バイデン政権のもとで対イラン制裁は形骸化し、対ベネズエラ制裁は緩和されているが、両国に対する石油制裁の強化が警戒された。

リフトが決算受け大幅高 「プライス・ロック」機能が好調
配車サービスの $リフト (LYFT.US)$が大幅高。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、グロスブッキングが予想を上回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想を上回った。

アンダーアーマーが急騰、7-9月期は増益 通期見通し上方修正
米スポーツ用品大手 $アンダー・アーマー クラスC (UA.US)$が7日発表した7-9月期（第2四半期）決算は増益で、調整後1利益の通期見通しを上方修正した。2025年3月期通期については1株損益を0.48～0.51ドルの赤字と予想。従来予想の0.53～0.56ドルの赤字から修正した。
【その他決算】
・ラルフローレンが決算受け大幅高 中国市場が好調
・バリック・ゴールド、7-9月期は大幅増益 金・銅価格上昇で