1月の主要指標月間騰落率ランキング一覧！日経平均は34年ぶりの高値

2024年の取引は、年初一時的な反落から反転の米国株の上昇で幕を開けた。2023年第4四半期の米実質GDP前期比は3.3%と、前四半期の4.9%から鈍化したものの、市場予想の2%を大きく上回った。 さらに、米PCEインフレ率が一段と鈍化し、利下げ期待が高まり続けていることも、今月米国株の上昇を後押ししている。

2024年1月29日までのデータによると、好調と軟調だったマーケット主要指標は以下の通り。

GDP統計が米国経済の底堅さをに示し、インフレ率の鈍化と利下げ期待の高まりも相まって、ナスダック総合株価指数は4.11％高、S&P500は3.31％高、ダウ平均株価は1.71％高と、米国3大株価指数は軒並み上昇した。

日経平均株価は年初来7.66％上昇し、一時節目の3万6000円を上回り、約34年ぶりの高値を更新した。企業の稼ぐ力やガバナンスの向上、デフレ脱却に向けた日本経済の好転を期待した買いがけん引役。

一方、香港株は今月も低迷が続き、ハンセン指数は5.69％下落、ハンセンテック指数は14.9％の急落となった。