【朝イチ報】孫氏が1000億ドル規模AI半導体ベンチャー設立目指す　スノーピーク、非公開化へMBO

市場概況
16日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比145ドル13セント安の3万8627ドル99セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同130.520ポイント安の1万5775.654だった。19日の東京株式市場は主力株をはじめ利益確定売り優勢の地合いとなることが予想され、日経平均株価は3日ぶり反落となりそうだ。

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【米国市況】株・国債ともに下落、PPI上振れ－ドル一時150円65銭
16日の米国株式市場は反落。注目されていた1月の米生産者物価指数(PPI)統計が消費者物価指数(CPI)に続いて予想を上回る伸びととなり、米金融当局は利下げを急がないとの見方が強まった。
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FRBの次の行動、利上げになる｢可能性それなりにある｣－サマーズ氏
サマーズ元米財務長官は、最新のデータで明白に見られる根強いインフレ圧力は米金融当局の次の行動が利下げではなく、利上げになる可能性を示唆しているとの考えを示した。サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「次の動きが金利の引き下げでなく、引き上げになる可能性はそれなりにある。恐らく15%程だ」と発言。
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不動産市場のシステミックな信用事由、ファンドマネジャー警戒強める
世界中の不動産市場で警報が鳴り響く中、ファンドマネージャーの間でシステミックなクレジットイベント(信用事由)への懸念が強まっている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)がファンドマネジャーを対象に実施した最新調査によれば、調査対象者の約6人に1人がこうした信用収縮を市場が直面する最大のテールリスクと考えている。昨年12月時点では約11人に1人だった。
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孫氏がAI半導体ベンチャー設立目指す、1000億ドル規模－関係者
$ソフトバンクグループ (9984.JP)$創業者の孫正義氏は、エヌビディアに対抗して人工知能(AI)に不可欠な半導体を供給するベンチャーを立ち上げるため、最大1000億ドル(約15兆円)の資金を考えている。事情に詳しい関係者が明らかにした。このプロジェクトは「イザナギ」というコードネームで呼ばれ、ソフトバンクGがスタートアップへの投資を大幅に抑制する中、孫氏の次なる大きな試みとなる。

インテル、補助金100億ドル超の交付巡り米政権と交渉中－関係者
バイデン米政権は米半導体メーカー、 $インテル (INTC.US)$に100億ドル(約1兆5000億円)を超える補助金を交付する方向で交渉を進めている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、半導体製造拠点の米国回帰を目指す計画の補助金としては過去最大となる。

米ハイテク株、バブル状態もはじける前にさらに上昇か－BofA
足元の米テクノロジー株と過去のバブル期の間には多くの類似点があり、大手ハイテク7社「マグニフィセント・セブン」の株価ははじけそうな水準に近づきつつあることが示唆されると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは指摘した。ただし、その水準にはまだ達していないという。
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アップルにEUが800億円の制裁金へ､音楽配信巡る競争法違反－関係者
欧州連合(EU)は米 $アップル (AAPL.US)$に5億ユーロ(約809億円)近い制裁金を科す見通しだ。EUは同社が音楽ストリーミング市場の競争をゆがめた可能性があるとして調査していた。
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HV世界販売3割増、23年の伸びでEV逆転　トヨタ最高に
欧米、中国、日本を含む主要14カ国のハイブリッド車(HV)の販売台数が2023年、前の年から30%増えて電気自動車(EV)などの伸び(28%)を上回った。 $トヨタ自動車 (7203.JP)$のHV販売台数も過去最高を更新した。品ぞろえの豊富さや使い勝手の良さが支持されたもようで、拡大を続けてきたEVの成長ペースが踊り場を迎えている。
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やせ薬で快走イーライ・リリー、「１兆ドル・クラブ」仲間入りなるか
米製薬大手 $イーライリリー・アンド・カンパニー (LLY.US)$の時価総額は、大型ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」以外で初めて1兆ドル(約150兆円)の大台に乗せるか。破竹の勢いで株価が値上がりしているイーライ・リリーについて、モルガン・スタンレーがこう問いかけている。

スノーピーク、非公開化へMBO　米ベインと500億円規模
アウトドア用品大手の $スノーピーク (7816.JP)$がMBO(経営陣が参加する買収)によって株式を非公開化する方針を固めたことが17日、わかった。米投資ファンドのベインキャピタルと組んでTOB(株式公開買い付け)を実施する。アウトドア用品の需要が一巡したこともあって、業績が落ち込んでいる。非公開化で構造改革を急ぐ。