日経平均39.99円高でスタート　為替想定「140円」が4割　24年12月期、円安修正見込む

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比39.99円高の38510.37円、東証株価指数（TOPIX）が6.06ポイント高の2645.75で始まった。

トップニュース
為替想定「140円」が4割　24年12月期、円安修正見込む
上場企業の2024年12月期の想定為替レートは対ドルで平均140円となった。実勢相場の約150円よりも約10円の円高となる。日米金利差の縮小観測などから、足元の円安は修正され業績の押し上げ効果がなくなると見る企業が多い。

株価最高値目前でもETF売れぬ日銀　日本株67兆円保有
日本の上場投資信託（ETF）市場拡大の背景にあったのが日銀のETF購入だ。「今後大規模緩和を修正するときには、ETFの買い入れもやめるのが自然だ」。8日の講演で内田真一日銀副総裁がこう語った。日銀が中央銀行として異例の事実上の株価下支えという行動を停止するときが近づいている。

住宅ローン、続く金利競争　住信SBIはリアル営業に活路
ネット専業銀行がリアルの営業網を拡充する。 $住信SBIネット銀行(7163.JP)$は同行の看板を店舗に掲げる銀行代理業者を増やし、住宅ローンの獲得を目指す。大手行はネット銀行が得意としてきたデジタルサービスを充実し、金利競争が激しくなっている。リアルの強化はネット銀行にとってコスト増だが、顧客の取り込みを優先する。

みずほ、三井物産子会社の脱炭素支援新興に出資
$みずほフィナンシャルグループ(8411.JP)$は $三井物産(8031.JP)$の子会社で企業のCO2排出削減を支援するe-dash（イーダッシュ、東京・千代田）と資本提携する。みずほ銀行と三井物産のネットワークを生かし、脱炭素化に向けて提携先を紹介するなど排出量の削減に向けた企業の取り組みを後押しする。

パナソニックＨＤ－4日続伸　空気清浄機は業務用に軸足　家庭用と比率逆転狙う＝日経
$パナソニック ホールディングス(6752.JP)$が4日続伸。20日付けの日本経済新聞朝刊は、同社傘下のパナソニックが、2025年度にも空気清浄機の主力機「ジアイーノ」の売り上げの6割を業務用にすると報じた。

生保9社の一時払い保険、販売額2倍の3兆円に迫る
生命保険会社がまとめて保険料を受け取る貯蓄性保険の販売が伸びている。主要生保9社・グループの2023年4～12月の円建て販売額は前年同期比2倍の約3兆円に迫った。金利高の恩恵を受けた格好だが、収益性が高い死亡保障や医療保険は販売不振が続く。

配信元：日本経済新聞、トレーダーズ・ウェブ
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