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PBR0.5倍以下の超割安株の一角、堅調な動き 九州FGなど銀行株

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2023/08/09 02:18
PBR(株価純資産倍率)が0.5倍以下の超割安銘柄の一角が堅調な動きをみせている。33年ぶりの高値圏まで急上昇した日経平均株価が調整する中で、投資家は出遅れている銘柄に買いを入れている。
PBRが0.5倍以下となると、市場から評価されていないに等しく、成長性や流動性の観点から敬遠されやすい。しかし、ゴールドマン・サックス証券のブルース・カーク氏は「市場の注目は再び低PBR対策に移る」として、6月までの日本株ラリーに乗り損ねた海外投資家にこうした超割安銘柄を推奨しているという。
PBR0.5倍以下の超割安株の一角、堅調な動き 九州FGなど銀行株
超割安株で上昇が目立つのは銀行株だ。 $九州フィナンシャルグループ (7180.JP)$(PBR 0.4倍)は年初から40%以上上昇。2023年3月期連結決算では、同FG発足後、実質的に最高益を確保した。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出により、不動産開発などへの融資が積み上がり、利息収入が増加した。米アメリカン・センチュリー・インベストメンツやディメンショナル・ファンド・アドバイザーズが6月に買いを入れた。
▲九州フィナンシャルグループ株の年初からの値動き
▲九州フィナンシャルグループ株の年初からの値動き
$西日本フィナンシャルホールディングス (7189.JP)$ $群馬銀行 (8334.JP)$ $八十二銀行 (8359.JP)$といったほかの割安銀行株も年初来から上昇している。
米ラザード・アセット・マネジメントの運用担当者はブルームバーグの取材に対し、日本の金融株は日銀による10年国債利回りの許容上限引き上げを十分に織り込んでいないと説明。株価にはまだ上昇の余地があるとの認識を示している。
ただ、日本時間8日午前に格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米中堅地銀や中小行10行の信用格付けを引き下げたことを受け、米市場で銀行株が下落しており、日本国内の銀行株がどの程度踏みとどまれるか注視される。
銀行セクター以外の超割安銘柄としては、 $日産自動車 (7201.JP)$ $東京電力ホールディングス (9501.JP)$ $群栄化学工業 (4229.JP)$の値動きも堅調だ。日産自は7月25日に年初来高値を更新した。2025年からは北米におけるEVの急速充電規格で米テスラの方式を採用する予定で、電気自動車(EV)関連の成長期待が高まっている。
▲日産自動車株の年初からの値動き
▲日産自動車株の年初からの値動き
出所:日本経済新聞、ブルームバーグ、moomoo
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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