今日動いた株、注目銘柄 - 10月9日(水)

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●ハイテク株の押し目狙い

● $J.フロントリテイリング (3086.JP)$、2025年2月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比9.3％増の2093億6800万円、営業利益は同100％増の393億6400万円だった。国内売上が堅調に推移したことに加え、インバウンド売上の好調等を背景に、売上収益が前年同期から増加、事業利益は前年同期から増加、親会社の所有者に帰属する中間利益は前年同期から増加となり、各利益段階で過去最高益となった。

●前場の注目材料： $ジェイテクト (6473.JP)$、印に新工場、電動パワステなど生産

動いた株、注目銘柄
９日の東京株式市場は反発。米国株高を受けて、日経平均は大幅に反発、寄り付きから400円を超える上昇を見せた。節目の39000円を大きく上回り、39300円台からスタートした。米国市場で金利の低下を受けてハイテク株が強く、国内でも連動しやすい半導体関連、電機や情報通信が市場を牽引しそうだ。９日朝の東京外国為替市場では円相場が１ドル＝148円台前半と、前日夕から下落して推移し、円安の恩恵を受ける輸出関連企業に追い風となる。
業種別ではサービス、精密機器、電気機器などが上昇している一方、鉱業、鉄鋼、保険などが下落している。米国でエヌビディアが大幅高となったことを手がかりに半導体株が買われている。

$アドバンテスト (6857.JP)$が５連騰で上場来高値を更新した。前日の米国市場では、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ）が１％を超す上昇となった。次世代ＡＩ半導体「ブラックウェル」に関してエネルギー効率の高さを示した $エヌビディア (NVDA.US)$が急伸し、半導体株への追い風となった。東京市場でも半導体株に対して資金を振り向ける動きが優勢となっている。
関連銘柄： $ディスコ (6146.JP)$、 $レーザーテック (6920.JP)$、 $東京エレクトロン (8035.JP)$、 $SCREENホールディングス (7735.JP)$など。

$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が大幅高。カナダのアリマンタシォン・クシュタールが同社に対して、総額7兆円に上る1株18.19ドル（約2700円）の新たな買収提案を行った。前回の提案や現在の株価を2割超上回る水準となる。

$ENEOSホールディングス (5020.JP)$が反発、年初来高値に接近した。米原油先物相場が急落し石油関連株が総じて軟調に推移するなかにあって、頑強な動きをみせている。８日の取引終了後、同社傘下のＪＸ金属が東京証券取引所への新規上場申請を行ったと発表した。実際に上場となった場合、時価総額は数千億円規模になるとみられる。

$INPEX (1605.JP)$が反落。原油価格の下落が材料視されている。8日のニューヨーク原油先物相場は6日ぶりに大幅反落。WTI原油先物は11月限の終値が前営業日比3.57ドル安の1バレル＝73.57ドルとなった。中東の地政学リスクを背景に前日まで5連騰と約1カ月ぶりの高値水準まで急ピッチで上昇したこともあり、この日は高値警戒感も出るなか利益確定売りが優勢となった。原油価格の上昇一服を受け、国内の関連銘柄も売りが優勢となっている。
関連銘柄： $石油資源開発 (1662.JP)$、 $富士石油 (5017.JP)$など。

$任天堂 (7974.JP)$が続落。同社株について、サウジアラビアの政府系ファンドであるパブリック・インベストメント・ファンド（以下、ＰＩＦ）が、保有株を一部売却した。10月8日受付分の大量保有報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は8.58％→7.54％。
$ネクソン (3659.JP)$が続落。今回の変更報告書では任天堂株の売却が判明したため、ＰＩＦが保有するほかのゲーム株にも警戒売りが出ている。

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