米国小売売上高上昇
2024年3月14日21:30に発表された米国小売売上高(前年比)は結果0.6%でした。
これは先月2月分のデータです。
小売売上高(前年比)の内訳は
建材・園芸用品店:+2.2%
自動車・部品販荷:+1.6%
ガソリンスタンド:+0.9%
電子機器・家電:+1.5%
ホームセンター:+2.2%
1月の米国は気候が悪く外出が控えられていた為、反動で2月の数値は上昇しています。
この発表を受けて米10年債利回りは急騰しています。現在値4.292%で前日比+2.50%の上昇です。
これは株価に対して逆風です。
市場は物価高に対して反応がシビアになっています。
失業率の頭打ちの傾向が見え始めました。
同時刻に発表された失業保険継続受給者数は結果181.1万人でした。
同時に発表された新規失業保険申請件数は結果20.9万件でした。
失業保険継続受給者数は先週発表の数値が179.4万人に改正されて上昇トレンドが崩れました。
これは金利高止まり要因です。
失業率は来月4.0%に上昇しても、その後は伸びなくなる可能性が出て来ました。失業率は低迷すると考えています。
米国雇用は底堅いと言えます。
米国経済では金利の高さが問題視されていますがリーマンショック以降の低金利時代が長く、低い時と比較してしまうため現在が高く感じるだけです。
現在の金利の高さは平常です。
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