米国失業率低下
2024年9月6日21:30に発表された米国失業率は前月4.3%に対して結果4.2%でした。
これは株高要因です。
同時刻に発表されたNFP(非農業部門雇用者数)(前月比)は前月8.9万人に対して結果14.2万人でした。
これも株高要因です。
株価が逆に下げている理由は、株式とは1つの要因を元に売買されるのではなく複数の要因が折り重なって売り買いされるからです。
現在の相場では政策金利の利下げが行われるのか？に焦点が絞られているため株は買われにくい状況になっています。
雇用が悪化し利下げが行われてもCPIをはじめとする物価指数が上昇してしまっては株価は下落します。
良い兆候も見られます。
原油価格の下落です。世界的に原油需要が落ち込んでいる影響で原油が安くなっています。これはインフレ沈静化に繋がり株高要因です。
米10年債利回りは2024年4月25日をピークに下落トレンドを形成しています。これは金融株や住宅株にとって追い風です。
政策金利の利下げによって長期金利が下がれば、さらに金融株と住宅株は強気になると予想されます。
失業率の上昇に歯止めが効かなければ全ての金融資産が売られる調整局面が訪れます。
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