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今日の株式見通し=反落、米利下げペース鈍化の思惑 日銀総裁発言に関心

2024年11月18日午前 8:00 GMT+9
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落が想定されている。前週末の米国市場で利下げペース鈍化の思惑が強まり株安となったことを嫌気する売りが優勢とみられ、心理的節目となる3万8000円での攻防が見込まれる。ドル/円が円高方向に振れたことも、投資家心理の重しになる。きょうは日銀総裁の発言機会が予定され、相場への影響も警戒される。
日経平均の予想レンジは3万7900円─3万8300円。
日経平均は、半導体関連株やハイテク株、輸出関連株を中心に売りが先行するとみられる。前週末の米国市場で株価は軟調に推移しており、とりわけハイテク株比率の高いナスダック総合が2%超安、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3%超安となったことが国内の関連株の売りにつながりやすい。
市場では「トランプトレードは初動が一巡し、様子を見る期間になった。市場はトランプ政策のインフレリスクを感じ始めている」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長)との見方が聞かれる。
ドル/円は足元154円半ばで推移。前週末の大引け時点に比べ約2円、円高に振れたことは輸出関連株を中心に嫌気され得る。きょうは取引時間中に日銀の植田和男総裁の発言機会があり、為替動向に目配りが必要になる。市場では早期利上げの思惑がくすぶっており、12月の日銀金融政策決定会合に向けたヒントを市場は探ろうとしている。
前週末の米国市場では、株価の主要3指数がそろって下落した。追加利下げを急ぐ必要はないとした米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長による14日の発言や10月の小売売上高(季節調整済み)が市場予想を上回ったことで、利下げペースが鈍化するとの思惑が強まった。
きょうは日銀総裁の発言機会のほか、9月機械受注の発表がある。海外ではG20首脳会議(リオデジャネイロ、19日まで)が開催される。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁の発言機会などもある。
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