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東京市場サマリー:日経平均325円安 インフレ期待が過去最高、日銀7月利上げを後押し-円安で物価先高観

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 06/27 01:08
東京市場サマリー:日経平均325円安 インフレ期待が過去最高、日銀7月利上げを後押し-円安で物価先高観
Moomooユーザーの皆様、こんにちは!大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比325.53円安で終了
●インフレ期待が過去最高、日銀7月利上げを後押し-円安で物価先高観
●日経平均反落、水を差した「37年半ぶり円安」 焦点は輸出企業の恩恵より国内景気懸念に
●37年半ぶり円安どう見る「介入効果なし」「170円台も」
●ソフトバンクG、評価額30億ドルでパープレキシティ出資-関係者
●トヨタ、5月世界販売4カ月ぶり前年超え 生産は中国響き4カ月連続割れ
●日立の時価総額、9年ぶりソニーG超え AI×電力株に進化
●注目銘柄: $トヨタ自動車 (7203.JP)$ $日立製作所 (6501.JP)$ $ニトリホールディングス (9843.JP)$ $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Sherry
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比325.53円安の39341.54円、東証株価指数(TOPIX)が9.25ポイント安の2793.70で終了した。
トップニュース
インフレ期待が過去最高、日銀7月利上げを後押し-円安で物価先高観
日本のインフレに対する投資家の期待値を示す指標が過去最高を更新した。外国為替相場の円安進行が物価上昇圧力を強めるとの見方が背景にある。インフレ期待の上昇は実質金利の低下につながり、日本銀行に追加利上げを促す要因となる。
日経平均反落、水を差した「37年半ぶり円安」 焦点は輸出企業の恩恵より国内景気懸念に
日経平均は下げ幅を473円まで拡大する場面があった。過度な円安進行は、国内景気に与える悪影響という負の側面を強く意識させたようで、節目の4万円を目指す動きに待ったをかけた格好だ。米 $マイクロン・テクノロジー (MU.US)$が示した売上高見通しが物足りないとの受け止めから、時間外取引で急落し、 $東京エレクトロン (8035.JP)$など値がさの半導体関連株への売りを促した。円安は輸出関連企業の利益押し上げにつながるとして、株高要因となるのが通常の反応だ。ただ、きょうは $トヨタ自動車 (7203.JP)$など自動車株は総じて軟調だったほか、円安が仕入れコストの上昇につながる $ニトリホールディングス (9843.JP)$は年初来安値をうかがうなど、円安メリット銘柄は反応がなく、円安デメリット銘柄には売りが出る展開となった。円安と歩調を合わせた海外投機筋の先物買いも影を潜めた。
37年半ぶり円安どう見る「介入効果なし」「170円台も」
外国為替市場で円相場の下げが加速している。26日に1ドル=160円88銭と1986年12月以来、37年半ぶりの安値を付けた。日本政府・日銀による円買いの為替介入観測が出た今年4月末の安値を割り込み、日本の通貨当局の姿勢に改めて注目が集まっている。今後介入があるのかや、もし実施されるとすればその効果、3カ月程度先の中期的な円相場見通しを市場関係者に聞いた。
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車8社の国内生産、5月は今年初のプラス ダイハツが回復
$トヨタ自動車 (7203.JP)$など国内の乗用車メーカー8社が27日まとめた5月の国内生産は、前年同月比4%増の61万6000台となった。単月で前年を超えたのは今年初めて。不正問題で国内生産を止めていたダイハツ工業が全工場の稼働を再開させ、生産台数が回復した。
注目銘柄
トヨタ、5月世界販売4カ月ぶり前年超え 生産は中国響き4カ月連続割れ
$トヨタ自動車 (7203.JP)$が27日発表したトヨタ単体(レクサス車を含む)の2024年5月の世界販売は前年同月を4カ月ぶりに上回ったが、世界生産は4カ月連続で下回った。販売は北米や欧州を中心に堅調だったが、生産は中国の減少が響いた。
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日立の時価総額、9年ぶりソニーG超え AI×電力株に進化
$日立製作所 (6501.JP)$株の時価総額が27日、約9年ぶりに $ソニーグループ (6758.JP)$を上回った。日本企業では、トヨタ自動車三菱UFJフィナンシャル・グループキーエンスに次ぐ4位となった。生成AI(人工知能)向けにデータセンターの建設が進み、電力を効率的に制御する送配電事業が好調だ。工場やインフラの顧客企業向けのAI導入支援も実績を出し始めている。十数年来の構造改革を経て、「AI銘柄」への変貌を遂げている。
ソフトバンクG、評価額30億ドルでパープレキシティ出資-関係者
$ソフトバンクグループ (9984.JP)$の「ビジョン・ファンド2」は米国のAIスタートアップ、パープレキシティAIに30億ドル(約4800億円)の評価額で投資する。事情に詳しい関係者によると、ソフトバンクGは、AIを活用してアルファベット傘下グーグルの検索に対抗したいと考えているパープレキシティに1000万-2000万ドルを出資する予定。パープレクシティの計2億5000万ドルを集める資金調達ラウンドの一環として投資する。同社は業界で最も高く評価されるユニコーンの1社となる。
ニトリHD株年初来安値接近 37年半ぶり円安で業績懸念
$ニトリホールディングス (9843.JP)$が続落。一時1.76%安の1万6660円まで下落し、6月17日に付けた年初来安値(1万6540円)に接近した。26日のニューヨーク外国為替市場で円相場が1ドル=160円台後半と約37年半ぶりの円安・ドル高水準をつけた。円安の加速による仕入れコストの上昇と、業績への悪影響を警戒した売りに押されている。
三菱UFJ-4日続伸 タイのデジタル金融サービス企業に出資
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$が4日続伸。同社傘下の三菱UFJ銀行は26日、タイでデジタル金融サービスを提供するAscend Money Companyに約306億円を出資すると発表した。なお、日米の長期金利上昇を背景に銀行株全般が上昇している。
3メガバンクの株主総会、気候変動対策強化を求めた株主提案を否決
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$ $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$ $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$の3社が27日までに開催した定時株主総会で、環境団体による気候変動対策の強化を求める株主提案がいずれも否決された。3社の否決は2年連続となる。
配信元:ロイター、日本経済新聞、Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ
東京市場サマリー:日経平均325円安 インフレ期待が過去最高、日銀7月利上げを後押し-円安で物価先高観
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