かぶざるが投稿しました · 08/02 02:56

【真相】日経平均株価、過去二番目の下落幅

米国株式市場の影響
前日の米ニューヨーク株式市場で主要な株価指数が大幅に下落しました。特にダウ工業株平均が一時700ドル超下落し、終値でも494.82ドル（1.21%）安となりました。これは、製造業の景況感を示す指数が市場予想を下回り、景気減速への懸念が強まったためです。この流れを受けて、東京市場でも取引開始直後から大幅安となりました。

円高基調
為替市場では円高ドル安の流れが続いており、1ドル=149円台前半で取引されています。急速に進む円高は輸出関連株に悪影響を与え、日経平均の下落を加速させました。

日本の金融政策の変化

1 マイナス金利政策の終了

2024年3月、日本銀行はマイナス金利政策を終了し、短期金利を0-0.1%に引き上げました。これは、17年ぶりの利上げとなります。背景には、賃金上昇が進み、物価安定目標の2%達成に向けた見通しが改善したことがあります。

2 国内経済への影響

マイナス金利政策の終了は、借入コストの上昇や輸入物価の増加をもたらし、特にサービスセクターの中小企業に対して負担となっています。また、中国経済の低迷により、日本の輸出業にもリスクが高まっています。

ハイテク株と金融株の売り
指数寄与度の大きいハイテク株や金融株への売りが目立ちました。特に、東京エレクトロンやアドバンテスト、SCREENホールディングスなどのハイテク株が大幅に下落しました。また、金融セクターも大幅下落し、証券、保険、銀行などが下落率上位に並びました。

利益確定の売り
最近の株高を受けて、一旦利益を確定する売りも重なり、大幅な株安につながりました。

何があったのか、これからどうなるのかYouTubeで解説しました。

https://youtu.be/0tK9y8dAerM?si=SlNwOoydhSmnxbyp