米国コアPCE停滞
2024年8月30日21:30に発表された米国コアPCEは前月2.6%に対して結果2.6%でした。
コアPCEに停滞感があります。
コアPCEが順調に下落していれば問題ないですが失業率が上昇・悪化する可能性が高い場面でコアPCEが上昇すると株価は急落します。
コアPCEはCPIと同じく2%代に入ると下げ渋る傾向を持つため、今後も景気後退入りとソフトランディングの狭間を米国相場は往来します。
住宅価格高騰の観点から消費者は財布の紐を締めてデフレ傾向となる流れが予想されます。
これが失業率の悪化を招いてしまうのか、もしくは物価下落に寄与して経済活性化に結びつき失業率上昇を抑止するのか、分岐点に向かっています。
米国の経済指標は2021年以降、軒並み弱気です。
この状況下で株価が上昇出来たのは利下げの期待感と低い失業率のおかげです。
失業率が上昇してしまえば経済指標は上昇材料を失うため、現在の米国相場は、かなり危うい環境にあります。
現在の相場では先行きを予想することは困難です。保守的になることが賢明です。
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