米国市場の展望：テスラが続伸、納車台数が44.4万台で予想を上回る　ダウ平均は61ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は61.27ドル安の39108.25ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が71.26ポイント安の17808.04で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は13.25ポイント安の5461.84。

トランプ勝利の債券への影響
●ウォール街のストラテジストたちは、11月の選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した場合、債券市場にどのような影響が出るかを検討し始めている。
●彼らは顧客に対し、インフレと長期債利回りの上昇に備え、さらなる利下げにつながる政策を検討するよう促している。JPモルガンは、5年物国債のショート・ベットで利益を上げるなら今だという。

米労働市場の緩やかな減速、景気後退につながるか
新型コロナウイルス禍を受けて、米国の労働市場はひどく過熱した。事業を再開した企業は人手不足に慌てふためき、賃上げによって人員を確保した。物価が高騰し、賃金と物価の連鎖的上昇への懸念が高まった。

グールズビー・シカゴ連銀総裁 景気抑制的な金利が長く続きすぎれば「問題」
●景気抑制的な金利が長く続きすぎれば「問題」
●米金利は現在、景気抑制的
●米国でインフレの数値改善が相次ぐ
●インフレが普通に戻れば、金利もそうなるだろう

テスラは昨晩急騰、市場は何を期待していたのか？
● $テスラ(TSLA.US)$ 株は昨夜6％以上上昇し、時価総額2800億ドルを跳ね上げ、1月以来初めて200日移動平均線を上回った。 テスラは最近、1ヶ月で19％上昇し、連続して高騰している。
●テスラ・ロボタクシーは注目の的となっている。 マスクは最近、ソーシャルメディア上でウーバー創業者のカラニック氏をフォローした。 8月8日のテスラ「ロボタクシーの日」が近づくにつれ、市場では、テスラがロボタクシーをウーバーのような共有モビリティ・プラットフォームにしたいとの思惑が浮上しており、今後の同社のさらなる成長が期待されている。
●今夜、テスラは第2四半期の納車台数とエネルギー貯蔵事業のレイアウトを発表する予定。 アナリストらは、販売台数は引き続き低迷すると予想しており、四半期の販売台数は前年同期比5.4％減となり、史上初の2四半期連続の販売台数減となる。
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