米国市場の展望：米アップル続落、ナスダック総合株価指数は197.36ポイント安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は92.01ドル安の34351.18ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が197.36ポイント安の13675.11で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は30.93ポイント安の4434.55。

米新規失業保険申請件数、前週比1.3万件減の21.6万件－予想23.3万件
先週の米新規失業保険申請件数は前週比1.3万件減少し、21.6万件となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は23.3万件だった。 前週は22.9万件。速報値は22.8万件。

米労働生産性、４－６月確定値は3.5％上昇－予想は3.4％上昇
４－６月（第２四半期）の米労働生産性指数（確定値）は前期比年率3.5％上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は3.4％上昇だった。速報値は3.7％上昇。

アップル株価下落の理由は？
$アップル(AAPL.US)$ 社の株は水曜日の午後(EST)、市場全体が軟調に推移するなか、中国が政府関係者の仕事でのiPhone使用を禁止したことを示唆するWSJの報道を受け、3.6％安の183.63ドルで取引されていた。

【コラム】労働市場、インフレの道しるべにあらず
不安定な商品相場、サプライチェーンの目詰まり、景気対策の現金給付といったさまざまな要因が絡み合う中、インフレ率を2％未満に抑えようとしている中央銀行にとって、その「道しるべ」として本当に信頼しているのは労働市場のひっ迫度だけのようだ。残念ながらそれは「正確な方角を示すことがめったにないコンパス」に過ぎない。