【決算プレビュー】マイクロソフト、時価総額の王座奪還!AIビジネスへの期待で株価が引き続き好パフォーマンス?
● $マイクロソフト (MSFT.US)$は1月30日(現地)引け後に24年Q2(10-12月)決算を発表予定。
●市場は24Q2の売上高が前年同期比15.83%増の610.95億ドル、EPSが前年同期比25.56%増の2.76ドルと予想。
●時価総額が3万ドルの大台に乗せ、アップルを抜き世界トップに。
●個人向けの有料AIサービス「Copilot Pro」がリリース。
●クラウド事業の強い成長を維持できるかに注目。
●市場は24Q2の売上高が前年同期比15.83%増の610.95億ドル、EPSが前年同期比25.56%増の2.76ドルと予想。
●時価総額が3万ドルの大台に乗せ、アップルを抜き世界トップに。
●個人向けの有料AIサービス「Copilot Pro」がリリース。
●クラウド事業の強い成長を維持できるかに注目。
米マイクロソフトは現地1月30日引け後に24年Q2(10-12月)決算を発表予定。市場コンセンサスによると、24年Q2(10-12月)業績予想は、売上高が前年同期比15.83%増の610.95億ドル。調整後EPSは同25.56%増の2.76ドル。
24年Q1(7-9月)の決算では、売上高が前年同期比13%増の565.17億ドル、過去6四半期で最大の伸びを記録した。希薄化後EPS、売上高も予想を上回った。AIブームでクラウド需要が高まったことで、Azure及びその他のクラウドサービス売上高の伸びは鈍化せず、Office関連事業の売上高は13%増加し、WindowsやPC、ゲーム機を含む事業の売上高は3%増となり、前期のマイナス成長から脱した。同社の経営陣は、2024年第2四半期でAzureの成長率が26%ー27%に達すると予想。
アップルを抜き世界時価総額トップに
マイクロソフトは今月11日午前、株式時価総額でアップルを抜き、約2年ぶりに世界首位に返り咲いた。AIに重心を置いているこのハイテク大手は、この1年間で株価が大幅に上昇し、時価総額が10億以上上がった。
マイクロソフトは今月11日午前、株式時価総額でアップルを抜き、約2年ぶりに世界首位に返り咲いた。AIに重心を置いているこのハイテク大手は、この1年間で株価が大幅に上昇し、時価総額が10億以上上がった。
マトリックス・アセット・アドバイザーズのデービッド・カッツ最高投資責任者(CIO)は「マイクロソフトは人工知能(AI)で格段にはっきりとしたロードマップを描いており、AIが成長をどう加速させ、長期的な展望をより魅力的なものにするかを明確に示している点で素晴らしい」と評した。
また、24日の米国市場取引で同社の時価総額が一時3兆ドル(約440兆円)に上昇し、この大台に乗せる企業としてはアップルに次いで2社目となった。人工知能(AI)を巡る楽観が同社にとって強い追い風となっていることがあらためて示された。
「CopilotPro」によるAlの本格普及
「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIと提携しているマイクロソフトは、AIの恩恵を最も強く受ける1社とみられている。企業向けソフトウェアとクラウドコンピューティングで力強い存在感を示している同社は、AIを活用することで、両セグメントにおいて既存製品の改善や新たな収入源の開拓に取り組んでいる。
「ChatGPT(チャットGPT)」を開発した米オープンAIと提携しているマイクロソフトは、AIの恩恵を最も強く受ける1社とみられている。企業向けソフトウェアとクラウドコンピューティングで力強い存在感を示している同社は、AIを活用することで、両セグメントにおいて既存製品の改善や新たな収入源の開拓に取り組んでいる。
昨年11月1日に、企業向けの「Microsoft 365 Copilot」は正式に提供開始。また、今月15日(米国時間)から、日本を含む15カ国において有料サブスクリプション方式の生成AIサービス「Copilot Pro」の提供を開始した。価格は月額20ドル。これまで主にビジネスシーンでの使用に限定されていた高度なAl機能が、より広範なユーザー層に開放されることになる。さらに、企業向けのCopilotは、企業ユーザー向けの最低購入条件を撤廃しており、中小企業顧客の潜在的な成長を示している。
クラウド事業の強い成長を維持できるか?
マイクロソフトは前回(7-9月期)の決算発表でクラウド事業の収入の伸び率が19.4%となり、4四半期ぶりに前期の伸び率を上回った。だが、10-12月期の見通しについては16.7-18.1%増にあたる水準を提示しており、クラウド事業の成長が減速するとしている。クラウド事業は企業向けの人工知能(AI)サービスの提供基盤として将来性が期待されており、成長減速は投資家の失望につながる可能性がある。
マイクロソフトは前回(7-9月期)の決算発表でクラウド事業の収入の伸び率が19.4%となり、4四半期ぶりに前期の伸び率を上回った。だが、10-12月期の見通しについては16.7-18.1%増にあたる水準を提示しており、クラウド事業の成長が減速するとしている。クラウド事業は企業向けの人工知能(AI)サービスの提供基盤として将来性が期待されており、成長減速は投資家の失望につながる可能性がある。
一方、パイパー・サンドラーのアナリストは、Azureの成長が前年比29%〜30%の成長率でやや加速し、今後の3年間でクラウド売上高は年平均成長率22%以上で2000億ドル超に達する可能性があると述べ、クラウド部門を楽観視している。同アナリストは、マイクロソフトのAIの先行優位性に期待を寄せているが、これが売上高への貢献は1%とまだ小さいことを認め、クラウドが成長を加速させる根本的な需要エンジンであることを指摘している。
マイクロソフトの株価は2023年に57%近く上昇し、今年は年初来7%高。2024年度のクラウド事業の成長やAI活用による事業創出で、マイクロソフトは時価総額トップの王座を維持できるかが注目されている。短期的には、高いPERは投資家の将来に対する楽観的な期待を反映している。
ーmoomooニュースVicky
出所:Bloomberg、CMC、Benzinga、Monex、IG、moomoo
この記事は一部に自動翻訳を利用しています
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