【決算まとめ】エヌビディアが一時13%近く急騰 「世界中で需要が急増」=CEOのフアン氏
$エヌビディア(NVDA.US$は2月21日引け後にFY24Q4(11-1月期)決算を発表し、第4四半期の売上高は221億ドルと前年同期比265%増、Non-GAAPの一株当たり利益は5.16ドルと同486%増と急伸。同社の売上高と利益は3四半期連続で過去最高を記録し、 CEOのジェンスン・フアンは「世界中で需要が急増」とコメントした。今回の決算を受けて株価は一時13%近く急騰。
エヌビディア2024通期の売上高は126%増の609億ドル。また、当社の業績ガイダンスによると、FY25Q1の売上高は240億ドル(±2%)と予想、市場コンセンサスの219億ドルを大幅上回る。
エヌビディアの創業者兼CEOのジェンセン・フアンは「生成AIが転換点を迎えている。企業、業界、国を問わず、世界中で需要が急増している」、「私たちは新しい産業にも進出し、自動車、健康、ロボット工学、金融サービスなど数十億ドル規模の産業が、私たちの生成AIを受け入れている」と述べた。
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投資家はエヌビディアのデータセンター事業を関心している。同社のH100を含むGPUは生成AIアプリケーションをサポートするため広く使用されている。現在、エヌビディアのAIコンピューティング市場におけるシェアは80%以上と推定されている。 その中、 $アマゾン ドット コム(AMZN.US$、 $メタ プラットフォームズ A(META.US$、 $マイクロソフト(MSFT.US$、 $アルファベット C(GOOG.US$はエヌビディアの最大の顧客で、エヌビディアデータセンター売上高のほぼ40%を占めている。
「6年も前に発売されたNVIDIA RTXは、今や1億人のゲーマーとAI開発者向けの巨大なPCプラットフォームとなった。今後1年間は、弊社から重要な新製品サイクルだけでなく、業界を前進させる素晴らしいイノベーションも見られるだろう」とフアン氏が語った。
セグメント別では、A100/H100チップを提供するデータセンター向け事業部門が引き続き売上高を牽引。同部門の売上高は前年同期比409%増の184億ドル、全売上高の83%を占めた。
それに対して、同期AMDのデータセンター売上は22.82億ドル、インテルは39.85億ドル。エヌビディアのデータセンター売上はAMDの約8倍、インテルの約5倍だった。
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一方、AMDやインテルなどの競合会社が新型チップを発売することにより、AIチップ市場は大きな変化を遂げる可能性がある。エヌビディアAI分野での優位性が揺らぎ、粗利率が低下するとも考えられる。
エヌビディアのコレット・クレス最高財務責任者(CFO)は決算説明会で、同社の新製品に対する市場の需要は供給レベルを大幅に上回ると予想。クレス氏はまた、同社の新製品であるB100チップは今年後半に出荷される予定と、データセンターのインフラ規模は5年以内に2倍になるとも予想している。
また、アナリストはエヌビディアの主要サプライヤーである $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US$は今年前半に先端パッケージング能力を向上させ、エヌビディアが供給のボトルネックを打破し、より多くのチップを顧客に提供できるようになると予想している。
ゴールドマン・サックスはエヌビディアの目標株価を875ドルに引き上げ、好調な次世代AIインフラ投資と新製品が引き続きアウトパフォームを下支えすると予想。
シティはエヌビディアのレーティングを「買い」、目標株価を875ドルに引き上げ、Hopper画像プロセッサの出荷台数増加は、四半期売上高および利益率が予想を上回る原動力になると指摘。
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●Non-GAAPのEPSは5.16ドル、前年同期比486%急増、市場予想の4.60ドルを上回る。
●売上高は221億ドル、前年同期比265%急増、市場予想の204.12億ドルを上回る。
●データセンター向け売上高は184億ドル、前年同期比409%増、市場予想の172億ドルを上回り、過去最高を記録。
●ゲーム向け売上高は28.65億ドル、前年同期比56%増。
●プロフェッショナル・ビジュアライゼーション売上高は4.63億ドル、前年同期比105%増。
●オートモーティブ(自動車)売上高は2.81億ドル、前年同期比4%減。
FY25Q1(2-4月期)の見通し
●FY25Q1の売上高は240億ドル(±2%)、市場予想の219億ドルを大幅上回る。
●GAAPとNon-GAAPの粗利益率はそれぞれ76.3%、77.0%(±50bp)。
●GAAPとNon-GAAPの営業費用はそれぞれ約35億ドル、25億ドル。
●FY25Q1の売上高は240億ドル(±2%)、市場予想の219億ドルを大幅上回る。
●GAAPとNon-GAAPの粗利益率はそれぞれ76.3%、77.0%(±50bp)。
●GAAPとNon-GAAPの営業費用はそれぞれ約35億ドル、25億ドル。
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出所:Bloomberg、Seeking Alpha、WSJ
ーmoomooニュースCitron
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