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【決算まとめ】テスラ、今年の販売減速警告!通期利益は17年以来初めて減少

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 01/24 21:41
【決算まとめ】テスラ、今年の販売減速警告!通期利益は17年以来初めて減少
米電気自動車(EV)大手の $テスラ(TSLA.US)$が現地24日引け後に2023年10‐12月(第4四半期)決算を発表した。23年通期の利益は2017年以来初めて減った。第4四半期は1株利益、売上高とも市場予想を下回った。また、今年は次世代車投入に注力する中で販売台数の伸びが大きく減速する可能性があると警告し、具体的な納車台数の目標を提示していないため、株価は引け後の時間外取引で一時6%超下落し、同社株は今年に入ってから約16%下落した。サイバートラックに続く新型車については、マスク氏は決算説明会で「テスラは次世代モデルの開発に取り組んでおり、現時点で25年後半の生産開始を予想している」と述べた。
第4四半期決算は予想を下回り、利益が急減
第4四半期の売上高は3%増の251.7億ドル。過去3年余りで最も低い伸となった。1株利益は0.71ドル、前年同期比40%急減した。いずれも市場予想を下回った。同社は10-12月期の収益性低下について、値引き人工知能(AI)などの研究プロジェクトサイバートラック投入などに伴うその他のコストによると説明している。
粗利益率は17.6%と、2019年以来の低水準となり、アナリスト予想の18.1%を下回った。営業利益が前年同期比47%減の20.64億ドルだった。値下げによる採算の悪化に歯止めがかからず、新型車「サイバートラック」の量産に難航していることも収益改善に向けた重荷になっている。営業利益率は8.2%となり、前年同期の16%から7.8ポイント低下した。23年7‐9月期(7.6%)からは改善したが、ピークだった22年1‐3月期(19.2%)の半分以下の水準だ。
23年10‐12月期のEV平均単価(自動車部門の売上高をEV販売台数で割って算出)は約4万4500ドルとなり、1年前と比べ15%下がった。世界販売台数は48万4507台で20%増えたが、伸び率は前年同期の31%増から鈍化した。前四半期の27%増と比べても7ポイント下がった。
2023年通期について
23年通期の1株利益は3.12ドルで、過去最高だった2022年の4.07ドルから23%低下。調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は166億ドルで、22年の192億ドルを13%下回った。しかし、純利益は伸び悩んだが、2023年通期の売上高は968億ドルと過去最高だった前年を19%上回った。
部門別では、自動車部門の売上高は2022年比で15%増の824.2億ドルに達した。 太陽光発電やエネルギー貯蔵システムを販売するエネルギー部門は、テスラの中核事業よりも規模が小さいが、売上高は54%増の60.4億ドルとなり、決算の目玉となった。 テスラの「サービス・その他」の収益は前年比37%増の83.2億ドルだった。
今年の販売台数の伸びは大幅減速 納車目標は発表されず
同社は現在、販売増加の2つの波の間にあるとの見方を示した。最初の波は17年の「モデル3」、20年の「モデルY」発売によるもので、第2波は次世代車体によって今後始まるという。24年販売台数の伸びが23年よりも著しく低下する可能性を示唆した。
また、同社が今回、具体的な納車目標を提示しなかった。それは異例の事。アナリストらは、同社の今年の販売台数を220万台と、23年よりも約20%増えると予想している。これは、マスク氏が約3年前に設定した長期目標である50%を大きく下回る
サイバートラックと新型車について
サイバートラックの納車と生産は24年通年で増加する予定。同社によると、サイバートラックの増産は他のモデルよりも時間がかかり、現時点での生産能力は年間12万5,000台以上に達するが、既に販売されたピックアップトラックの台数については明らかにしていない。サイバートラックは年25万台の生産が収益化のめどとされるが、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこれを達成するのは25年以降になるとしている。
【決算まとめ】テスラ、今年の販売減速警告!通期利益は17年以来初めて減少
サイバートラックに続く新型車について、マスク氏は、低価格の量産EVを投入する方針を示した。価格が2万5000ドルからの低価格EVを発売する意向も以前に表明しており、製造コストを半減し、低価格でも収益を稼げるEVの開発を目指している。新型モデルはテスラのラインアップを一新するのに役立つとともに、新たな顧客層にアピールする見通し。
アナリストのコメント
【決算まとめ】テスラ、今年の販売減速警告!通期利益は17年以来初めて減少
「販売台数が減少すれば、マスク氏はおそらく値下げしてシェアを確保するだろう。利益率はしばらく苦戦が続く可能性がある」とホッジス・キャピタル・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ゲーリー・ブラッドショー氏
「横ばいの売上高と利益率の大幅低下は、テスラがリーダーとしての優位性を失いつつあり、ブランド面のリーダーシップが弱まっていることを改めて示した」とインターブランドのブランドエコノミクス担当グローバルディレクター、グレッグ・シルバーマン氏
「値下げが終わったとは思わない。EV需要がまだ弱いのが主な理由だ」インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、ジェシー・コーエン氏
出所:MINKABU、日本経済新聞、Bloomberg、ロイター
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ーmoomooニュースSherry
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