イベント山積！波乱乗り越える「守り」の投資は？安定インカム狙いの投信・債券・高配当株投資戦略

「令和のブラックマンデー」とも呼ばれた今年夏の暴落以降、不安定な相場が続いている。衆院選を経過するも、米大統領選、FRBの利下げ、日銀利上げといった大イベントが山積しており、先行き不透明感が続きそうだ。この局面を乗り切るには、投資信託、債券ETF、高配当株への投資で守りを固め、インカムを安定的に獲得する戦略が有効かもしれない。過去実績に再現性があるとすれば例えば投信では最大で年間35％ほどのトータルリターンを獲得できる可能性もある！

毎月、または数か月に1回の分配金を得ながら長期的な上昇を期待することが可能だ。年間トータルリターンが大きいが、年間の変動リスク（ボラティリティー）は指数である日経平均株価より低い。

以下のような米国の総合債券市場ETFは、分散が効いており安定的に月次の分配金を得ながらも利下げの追い風による上昇も期待できる。株式または株式ETFに比べて値動きの幅が小さく、保有中の精神的な負担も軽いことが多い。為替変動リスクはあるものの、日本の銀行預金金利よりも米国債の金利が高いため投資妙味は高い。

軟調な地合いの際に高配当株を仕込み、配当・分配金、または値上がり益を狙うことができる。個別株は上記資産と比べるとボラティリティが高いが、配当利回りは銀行預金金利などと比べると圧倒的に大きい。