【朝イチ報】9月の米利下げ幅、当局者の意見割れる＝FOMC議事要旨　ディズニー、相次ぐハリケーンで業績に打撃か

moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら。
●【東京株式相場予想レンジ】3万9200円-3万9800円(9日終値3万9277円96銭)
●9月の米利下げ幅、当局者の意見割れる＝FOMC議事要旨
●FRB、段階的に行動を＝米ダラス連銀総裁
●ドル買い優勢 ドル円も149円台に反発 議事録では数名が通常利下げを支持していた可能性＝ＮＹ為替概況
●エヌビディア株、ハイテク企業の決算発表を前に過去最高値に迫る
●ディズニーのテーマパーク、相次ぐハリケーンで業績に打撃か
●ホンダ、米で約170万台をリコール ステアリングに不具合
●マクドナルド、米での売上高回復は5ドルメニューがカギ
●ADR日本株ランキング～みずほFGなど全般買い優勢、シカゴは大阪比375円高の39665円～
ーmoomooニュースKei　　

◇米国株式市場は続伸。ダウ、S&P500種指数は最高値を更新。S&P500種指数は終値ベースで今年44回目の最高値更新。
◇セクター別では、不動産管理・開発、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、公益事業が下落。
◇10日には米消費者物価指数（CPI）と米週間失業保険申請件数、そして11日から始まる大手銀行の決算発表を控えている。
◇10日の東京株式市場は主力株をはじめ広範囲に買い優勢の地合いが継続し、日経平均株価は続伸する可能性が高そうだ。3万9000円台後半で強調展開が見込まれ、場合によっては取引時間中に先物主導で4万円大台を意識するような局面も想定される。

トップニュース
9月の米利下げ幅、当局者の意見割れる＝FOMC議事要旨
米連邦準備制度理事会（FRB）は9日、連邦公開市場委員会（FOMC）の議事要旨（9月17～18日開催分）を公表した。FRBは9月のFOMCで0.5ポイントの大幅利下げを決定したが、利下げ幅を巡り意見が分かれていたことが明らかになった。0.5ポイントの利下げを支持する声が大多数を占めた一方、より小幅な0.25ポイントの利下げを支持する主張もあった。

FRB、段階的に行動を＝米ダラス連銀総裁
米ダラス地区連銀のローリー・ローガン総裁は9日の講演で、金融緩和を急ぎ過ぎれば過剰な総需要が生じ、インフレを再燃させるリスクがあるとの見方を示した。

ドル買い優勢 ドル円も１４９円台に反発 議事録では数名が通常利下げを支持していた可能性＝ＮＹ為替概況
再びドル買いが優勢となる中、ドル円も149円台に反発した。午後に9月FOMC分の議事録が公表され、その中で数名が0.25%ポイントの利下げを支持したものの、最終的に多数派に同調して大幅利下げに賛成票を投じた可能性が示唆された。最後まで反対したのはボーマンFRB理事のみ

エヌビディアの株価、ハイテク企業の決算発表を前に過去最高値に迫る
● $エヌビディア (NVDA.US)$の株価がテクノロジー企業の決算シーズンが近づくにつれて過去最高値に近づいている。
●同社株は、2023年に3倍以上に上昇した後、今年も165％以上上昇。
●CNBCは9日、「エヌビディアはデータセンターアプリケーション向けAIトレーニングおよび推論チップのリーダーであり続けると考える」とのみずほ証券の見解を紹介。アナリストらは水曜日のメモで、同社の市場シェアは約95%と推定。同社株の目標価格を140ドルとしているが、中国への輸出制限の拡大、台湾をめぐる地政学的緊張、AIサーバーへの支出の大幅な減少などのリスクを指摘している。

ディズニーのテーマパーク、相次ぐハリケーンで業績に打撃か
レイモンド・ジェームズのアナリストらは米娯楽・メディア大手 $ウォルト・ディズニー (DIS.US)$について、ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」により業績が大きな影響を受けるだろうと述べた。アナリストらは「ヘリーン」は2024年7-9月期（第4四半期）、「ミルトン」は25年10-12月期（第1四半期）の業績に影響を及ぼすと見込んでいる。

ホンダ、米で約170万台をリコール ステアリングに不具合
米運輸省道路交通安全局（NHTSA）は9日、 $本田技研工業 (7267.JP)$が約170万台の自動車をリコールすると発表した。一部モデルのステアリングギアボックスに問題があり、衝突の危険があるとしている。

マクドナルド、米での売上高回復は5ドルメニューがカギ
UBSのアナリストらは米ファストフード大手 $マクドナルド (MCD.US)$について、ここのところの勢いを背景に、2024年の残りの期間と25年にかけて米国の売上高が改善する態勢が整いつつあると述べた。