金・銅の価格上昇で「非鉄金属株」が高い!出遅れ銘柄は? 中国景況感改善やインフレで需要拡大
金や銅、アルミニウムを扱う非鉄金属関連銘柄が上昇している。中国の景況感改善を示す経済指標などを受け、産業用金属を中心に需要回復期待が高まっていることなどが要因だ。4日のロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場は1年2か月ぶり高値を付けた。根強いインフレや地政学的リスクの高まりから最高値更新を続けている金相場も関連銘柄の収益を押し上げる。 $三菱マテリアル (5711.JP)$、 $住友金属鉱山 (5713.JP)$は年初から約20%上昇。JX金属を傘下に持つ $ENEOSホールディングス (5020.JP)$は原油価格の上昇も影響し、年初から約30%上昇している。
非鉄金属関連株で出遅れ感のある成長期待銘柄は?
【スクリーニング条件】
・時価総額1000億円以上
・年初来上昇率が15%以下
・5日終値からアナリスト平均目標株価までの乖離がプラス値
・今期、来期の営業利益成長率予想がいずれもプラス値
【スクリーニング条件】
・時価総額1000億円以上
・年初来上昇率が15%以下
・5日終値からアナリスト平均目標株価までの乖離がプラス値
・今期、来期の営業利益成長率予想がいずれもプラス値
◆ $三井金属鉱業 (5706.JP)$
非鉄大手。機能材料、自動車部品など強い。銅箔は世界首位級。サンプル供給中の全固体電池向け固体電解質の生産能力を増強。23年3月期の海外売上高比率は50%超。24年3月期連結予想売上高は前期比3.4%減の6300億円、予想純利益は111.5%増の180億円。年初来上昇率は10.2%。今期営業利益成長率は前期比87%、来期は49%の見通し(ブルームバーグデータ、以下同)。
非鉄大手。機能材料、自動車部品など強い。銅箔は世界首位級。サンプル供給中の全固体電池向け固体電解質の生産能力を増強。23年3月期の海外売上高比率は50%超。24年3月期連結予想売上高は前期比3.4%減の6300億円、予想純利益は111.5%増の180億円。年初来上昇率は10.2%。今期営業利益成長率は前期比87%、来期は49%の見通し(ブルームバーグデータ、以下同)。
13年に古河スカイと住友軽金属が合併して誕生した。アルミ圧延能力で世界3位。自動車関連分野は顧客メーカーの生産回復に伴い需要回復が続く見通し。24年3月期連結予想売上高(売上収益)は、前期比7.8%減の8800億円、予想純利益は2.3倍の110億円。年初来上昇率は12.5%。今期営業利益成長率は前期比67%、来期は49%と予想されている。
◆ $日本軽金属ホールディングス (5703.JP)$
アルミ総合メーカー。自動車向けが中国で減退続くが、半導体製造装置向けが下期上向く。24年3月期連結予想売上高は、前期比6.4%像の5500億円、予想純利益は4.1%像の75億円。年初来上昇率は4.7%。今期営業利益成長率は前期比127%、来期は21%の見通し。
アルミ総合メーカー。自動車向けが中国で減退続くが、半導体製造装置向けが下期上向く。24年3月期連結予想売上高は、前期比6.4%像の5500億円、予想純利益は4.1%像の75億円。年初来上昇率は4.7%。今期営業利益成長率は前期比127%、来期は21%の見通し。
非鉄金属関連銘柄リスト
上記以外の関連銘柄: $DOWAホールディングス (5714.JP)$ 、 $松田産業 (7456.JP)$、 $AREホールディングス (5857.JP)$、 $古河機械金属 (5715.JP)$
上記以外の関連銘柄: $DOWAホールディングス (5714.JP)$ 、 $松田産業 (7456.JP)$、 $AREホールディングス (5857.JP)$、 $古河機械金属 (5715.JP)$
*7456、5857は、それぞれアナリスト1名の目標株価から算出
ロンドン金属取引所(LME)銅3か月先物相場推移(6か月チャート)
moomooニュースKathy
出所:Bloomberg、日本経済新聞、各社IR資料、会社四季報、moomoo
出所:Bloomberg、日本経済新聞、各社IR資料、会社四季報、moomoo
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