買うべきは“あの2業種”!?高配当ファンドマネジャーが厳選、重点投資する4銘柄を最新運用状況からチェック!
3月期決算企業の配当を獲得するための権利付き最終取引日(3月27日水曜日)まで約1か月。高配当銘柄に関しては、高配当アクティブETF(上場投資信託)のファンドマネジャーらが独自の観点で選別し、重点的に買っているものが一つの参考となりそうだ。上場投信は日次での保有状況開示が義務付けられているため、最新の運用状況が購入者ではなくても確認できる。アクティブETFはいずれも上場間もないが、現時点で高配当をテーマにした最も純資産額が大きい上場投信はNEXT FUNDSシリーズの $NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信 (2084.JP)$で、MAXISシリーズの $MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信 (2085.JP)$が続く。
【高配当アクティブETFの保有上位銘柄をチェック!】
$NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信 (2084.JP)$ の保有額上位3銘柄のうち2銘柄は「商社」!
同ETFの組み入れ保有額1位を占めるのは(3月1日開示)は $三菱商事 (8058.JP)$だった。 $伊藤忠商事 (8001.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$が続いた。商社、特に三菱商事の比重の大きさが際立った。同ファンドは、高水準のインカムゲインだけではなく、中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターンの追求を目指しており、流動性、銘柄分散、今後の株価上昇の可能性等を勘案して組入比率を決定するとしている。
同ETFの組み入れ保有額1位を占めるのは(3月1日開示)は $三菱商事 (8058.JP)$だった。 $伊藤忠商事 (8001.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$が続いた。商社、特に三菱商事の比重の大きさが際立った。同ファンドは、高水準のインカムゲインだけではなく、中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターンの追求を目指しており、流動性、銘柄分散、今後の株価上昇の可能性等を勘案して組入比率を決定するとしている。
◆ $三菱商事 (8058.JP)$
総合商社大手。三菱グループ中核。原料炭などの資源を筆頭に機械、食品、化成品などの事業基盤が厚い。2月6日、発行済み株式総数の10%(上限5000億円)を取得する大規模自社株買いを発表。以前に発表した分の自社株買い、配当を合わせた今期の総還元額は過去最高の約8900億円となる。アナリスト10名の総合評価は「強気」、目標株価レンジは2550~3740円。3月1日終値3268円は平均目標株価2889.70円を約13%上回っている。直近配当利回りは2.14%。
総合商社大手。三菱グループ中核。原料炭などの資源を筆頭に機械、食品、化成品などの事業基盤が厚い。2月6日、発行済み株式総数の10%(上限5000億円)を取得する大規模自社株買いを発表。以前に発表した分の自社株買い、配当を合わせた今期の総還元額は過去最高の約8900億円となる。アナリスト10名の総合評価は「強気」、目標株価レンジは2550~3740円。3月1日終値3268円は平均目標株価2889.70円を約13%上回っている。直近配当利回りは2.14%。
◆ $伊藤忠商事 (8001.JP)$
総合商社大手。非財閥系。繊維、食料、中国に強い。傘下にファミリーマートなど有力事業を持つ。企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)とともに経営再建中のビッグモーターを買収する方向で最終調整に入ったと2月21日に日本経済新聞が報じた。アナリスト9人の総合評価は「やや強気」、目標株価レンジは6300~7670円。3月1日終値6606円から平均目標株価6927.78円までの余地は4.8%。直近配当利回りは2.44%。
総合商社大手。非財閥系。繊維、食料、中国に強い。傘下にファミリーマートなど有力事業を持つ。企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)とともに経営再建中のビッグモーターを買収する方向で最終調整に入ったと2月21日に日本経済新聞が報じた。アナリスト9人の総合評価は「やや強気」、目標株価レンジは6300~7670円。3月1日終値6606円から平均目標株価6927.78円までの余地は4.8%。直近配当利回りは2.44%。
$MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信 (2085.JP)$の保有額上位2銘柄は「鉄鋼」!
同ETFの組み入れ保有額比率1位(3月1日開示)は $日本製鉄 (5401.JP)$で、 $JFEホールディングス (5411.JP)$、SBIホールディングス $SBIホールディングス (8473.JP)$ が続いた。4位は $神戸製鋼所 (5406.JP)$で、鉄鋼セクターをかなり重視していることが分かる。上記3大鉄鋼大手の株価はいずれも23年初以降、短・中期移動平均線(5日、25日線、75日線)が長期移動平均線(200日線)を大きく下回ることなく安定上昇している。同ファンドもインカムゲインと値上がり益獲得を目指す。投資銘柄は30と少なめだ。大型株・中型株のうち、配当性向や信用リスクを勘案しつつ予想配当利回りの上位銘柄を選定するとしている。
同ETFの組み入れ保有額比率1位(3月1日開示)は $日本製鉄 (5401.JP)$で、 $JFEホールディングス (5411.JP)$、SBIホールディングス $SBIホールディングス (8473.JP)$ が続いた。4位は $神戸製鋼所 (5406.JP)$で、鉄鋼セクターをかなり重視していることが分かる。上記3大鉄鋼大手の株価はいずれも23年初以降、短・中期移動平均線(5日、25日線、75日線)が長期移動平均線(200日線)を大きく下回ることなく安定上昇している。同ファンドもインカムゲインと値上がり益獲得を目指す。投資銘柄は30と少なめだ。大型株・中型株のうち、配当性向や信用リスクを勘案しつつ予想配当利回りの上位銘柄を選定するとしている。
◆ $日本製鉄 (5401.JP)$
粗鋼生産量で国内首位。世界4位の鉄鋼メーカー。23年12月、米鉄鋼大手USスチールを約2兆円で買収すると発表した。国内証券が2月末、原料価格高止まりでも安定収益を確保できる状況とみて目標株価を4300円から4600円に引き上げた。再来期以降はUSスチール買収による収益貢献が期待できるとみられている。アナリスト10名による総合評価は「やや強気」、目標株価レンジは2600~4600円。3月1日終値は3784円で、平均目標株価3991円までの余地は5.4%。直近配当利回りは4.23%。
粗鋼生産量で国内首位。世界4位の鉄鋼メーカー。23年12月、米鉄鋼大手USスチールを約2兆円で買収すると発表した。国内証券が2月末、原料価格高止まりでも安定収益を確保できる状況とみて目標株価を4300円から4600円に引き上げた。再来期以降はUSスチール買収による収益貢献が期待できるとみられている。アナリスト10名による総合評価は「やや強気」、目標株価レンジは2600~4600円。3月1日終値は3784円で、平均目標株価3991円までの余地は5.4%。直近配当利回りは4.23%。
粗鋼生産国内2位のJFEスチールが中核の持ち株会社。商事、エンジニアリングも。JFEスチールは2月21日、4月から全品種・全分野で鋼材価格を引き上げると発表。アナリスト10名による総合評価は「やや強気」、目標株価レンジは2100~2520円で、3月1日終値2499.5円は平均目標株価2502円とほぼ同水準。直近配当利回りは4.00%。
-moomooニュースKathy
出所:JPX開示資料、各ETF資料、日本経済新聞、Bloomberg、moomoo
出所:JPX開示資料、各ETF資料、日本経済新聞、Bloomberg、moomoo
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