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米国CPI下落

2024年7月11日21:30に発表された米国CPI(前月比)は前月3.3%に対して結果3.0%でした。
物価の下落は利下げ材料となり株高要因です。
CPIの内訳を見てみると外食セクターのインフレ粘着性が高いです。
住居費が前月よりも下がったことは、市場に好感されると考えています。
懸念点として今年は世界的に気温が高いため猛暑が続いた場合、電気料金が上がるリスクを含んでいます。
米国はハリケーンシーズンに突入している為、大型ハリケーンの影響で燃料価格が釣り上がる可能性もあります。
これはCPIを押し上げるため株安要因になります。
米10年債利回りはCPIの発表を受けて下落しています。
長期金利の下落は株高要因です。
利下げ時期が近づいていることもあってコモディティである銀先物が活発に値動きしています。
は6月27日から反発し始めてCPIの下落を受けてさらに大きく買われています。
今回のCPIでは大きく下がり3.0%をつけました。来月、8月の発表では2%代に突入する可能性が高いです。
これは株高を演出します。
利下げ時期が近づいたと言っても直近の失業率が4.1%であることを考慮するとFRBは急いで利下げする必要性がなく、やや不透明感が漂う相場に突入すると考えています。
例えばCPIならびにコアPCEが基準とされる2%以下になったとしても失業率が4%代の低水準で推移した場合、利下げ時期は市場が考えるよりも後退します。
理由はFRBが焦る理由がないからです。
逆に失業率が4.1%→4.3%、4.3%→4.7%と加速度的に上昇した場合、高い確率で利下げが開始されます。
利下げ=株高という考えは危険です。利下げをした後に失業率が下がらなければ株は急落します。
失業率が下がれば株高になります。
失業率の上昇は利下げ時期を近づけますが利下げが必ずしも株高材料になる訳ではありません。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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