米国市場の展望：マイクロン急落、エヌビディアも下落　ダウ平均は20ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は20.70ドル安の39107.10ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が11.21ポイント安の17793.95で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は4.31ポイント安の5473.59。

【速報】米・1-3月期GDP確定値は+1.4％に上方修正
日本時間27日午後9時30分に発表された米・1-3月期GDP確定値は予想通り、前期比年率+1.4％に上方修正となった。一方、個人消費は下方修正された。

【速報】米・先週分新規失業保険申請件数は予想を下回り23.3万件
日本時間27日午後9時30分に発表された米・先週分新規失業保険申請件数は予想を下回り、23.3万件となった。

●欧州の小売企業にとって厳しい朝を迎えた。ファストファッションのヘネス・アンド・マウリッツは、主要市場の悪天候で買い物客が家に閉じこもり、6月の売上不振を報告し、株価は15％急落した。
●家電量販店のカリーズや自転車販売のハルフォーズなど、英国企業の決算もまた、需要減退の兆候を示した。ウォルグリーンズ・ブーツとナイキが本日発表する決算で、この不調が米国に波及するかどうか見極めたい。

マイクロン、なぜ8％も急落？！エヌビディアも連れ安！押し目買いのチャンス？
$マイクロン テクノロジー(MU.US)$ が決算発表後、6月26日の時間外取引で8%急落し、エヌビディアも連れ安した。急落の要因は何か。決算内容の詳細を点検するとともに、押し目買いのチャンスはあるのかを探ってみる。

注目される円相場
●木曜日の円相場は、前日に1986年以来の円安水準に達した後、1ドル＝160円台を維持した。
●この動きは、先進国で最悪の円安を食い止めるために、当局が近いうちに再び円相場を支えざるを得なくなるのではないかという憶測を呼んだ。
●日本の財務副大臣兼為替担当相は2日、当局は緊急性をもって外国為替市場を注視しており、必要に応じて適切な措置を講じると述べた。
●為替の低迷はもはや日本株を押し上げる要因にはならないほど進行している。