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米国ハイテク株下落

2024年7月11日のハイテク株を多く含む株価指数NASDAQ総合は前日比マイナス1.92%と大きく売られました。
相反的に小型株で構成される株価指数ラッセル2000は前日比プラス3.57%と急騰しました。
米国CPIは下落し長期金利も下落したことから株高になると予想していた人にとってNASDAQの下落はバットニュースになったと思います。
市場を牽引してきたハイテク株ならびにAI関連株は、かなり先まで買われている、数年先の成長を見越して買われています。
株式とはそういうものなので異常ではないですが、ハイテク株は買われすぎになりやすく、調整局面で乱高下を繰り返すものという意識が必要です。
なぜCPIが下がったにも関わらずNASDAQは下落したのか?
理由は買われすぎていたと言えば簡単ですがCPIが下がることで物価が下がり経済が活性化され失業率が上がりにくくなることに重きがあります。
矛盾していることに気づくと思います。
物価が下がりインフレが沈静化に向かい利下げが近づくのですが
インフレが沈静化されることで経済にとってプラスとなり労働市場が活性化されます。
とくに今回のCPIでは1年前の2023年7月発表と同じ3.0%を記録しました。
これは3.0%を割って2%代に突入する可能性が高いことを示しています。
2%代と言うのは厄介です。下げようとしてもすぐに反発してしまいます。2%を割って1%代にインフレ率を誘導することは長い期間が必要です。
3%代を割るのに1年間も経過している時点で米国経済の需要は、かなり旺盛だと言えます。
インフレ沈静化が進んだからと言って必ずしも失業率が上昇しないと言うわけではありません。
FRBはインフレ沈静化の材料を持っているわけなので労働市場に暗雲が立ちこめた場合、すぐに利下げに踏み切れるメリットもあります。
それでも相場はCPIの下落は失業率を上昇しにくくして利下げを遠のけると判断しています。
この先行き不透明感が強まる相場では、金・銀をはじめとするコモディティ関連株が本来の輝きを放ちはじめます。
この上昇は限定的になります。AI関連株が利下げ時期の後退によって弱気になることで、今まで安値で推移していた金・銀が買われはじめます。
一度、AI関連株が息を吹き返せば金・銀は力を失い下落します。
これに関しては失業率次第と言えます。
長期金利の上昇で辛酸をなめさせられてきた住宅株にスポットライトが当たりはじめています。
金利の下落に加えて住宅価格も下落の予兆があることを考えると住宅株は買われる可能性が大きいと思います。
夏枯れ相場が始まれば株式全体が下がることが予想されるので油断は禁物です。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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